あのIntel新プラットフォーム搭載ウィルコム端末、機能の片鱗が明らかに

永井美智子(編集部)2008年03月03日 18時19分

 米国際家電展示会「2008 International CES」で展示されていた謎のウィルコム端末のスペックが少しずつだが分かってきた。インテルの新プラットフォームを搭載し、なんとOSにはWindows Vistaを採用するという。

 ウィルコムが3月3日に明らかにしたところでは、シャープ、マイクロソフト、インテルと共同で、新しいモバイル端末を開発しているという。発売は6月の予定だ。

 具体的なスペックとしては、インテルが次世代モバイル機器向けに開発を進めている最新CPU「Intel Atomプロセッサ」を搭載。これはSilverthorneという開発名で呼ばれていたもので、45nmプロセスのチップ製造技術を採用し、高い処理性能と低消費電力の両立をめざしたものだ。さらにマイクロソフトの「Windows Vista」をOSとして採用。シャープの高精細ワイド液晶を搭載することで、表現力を高めているという。

 これ以上詳しいことについては、「記者発表会を2008年4月下旬に開催する」(ウィルコム)として、期待して欲しいと呼びかけている。

ウィルコムロゴの入ったモック CES 2008のIntelブースに展示されていた、ウィルコムロゴの入った謎のモック。筆箱程度の大きさがあったが、はたしてどうなるのだろうか

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