製造業やハイテク業が求める、迅速で柔軟な分析を「QlikView」で実現

CNET Japan Ad Special2013年07月12日 11時00分


クリックテック・ジャパン 藤吉氏

 当日はクリックテックテック・ジャパンの藤吉氏により、実際にいくつかの用途向けのダッシュボード画面の動きを見せながら、「QlikView」の採用している「連想技術」について理解しやすいデモンストレーションも実施。同じ項目名かつ同じ値の情報は1度しか保持しないためデータ量を非常にコンパクトにできること、データをメモリ上に保持するため利用時にディスクアクセスが発生しないこと、項目間の関連はポインターによって把握して量を削減しながらも元の情報を欠落させることなく維持できること、そのポインターをたどって情報を引き出すことで全項目を検索キーとして利用できることなどを紹介した。


従来型BIとQlikViewの違い 従来型BIとQlikViewの違い
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 「情報が双方向で接続される連想型BIである「QlikView」は、情報が階層的につながっていない。そのためあらゆる情報を関連づけることができる。分析の切り口を変更したい場合にも迅速に対応できる。通常BIの仕組みを構築するには、半年から1年以上のプロジェクト期間が必要になる。さらに分析用DBの構造変更を伴うアプリケーションの仕様変更に半年以上かかることがしばしばで、当然それなりの費用が発生する。QlikViewの場合はデータの取り込みからユーザーに可視化するところまでを1つの製品でカバーしている。
通常BIでは、キューブ作成といった分析用にカスタマイズされた構造を持つDBを作成する必要があるが、QlikViewはこの部分が大きく異なり、取り込んだデータは全て連想型にしてQlikView内で管理するため、仕様の変更にも迅速かつ柔軟に対応できる」

 と藤吉氏は語った

従来型BIとQlikViewのシステムと開発フロー構成比較 従来型BIとQlikViewのシステムと開発フロー構成比較
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 最後に登壇したのは、クリックテック・ジャパンのパートナー企業であるSCSKの産業システム事業部門 事業推進グループ 営業推進部の山岸祥成氏だ。実際に日本企業向けに「QlikView」の導入を行っている立場から、製造業が抱える課題等を紹介した。


SCSK 産業システム事業部門 事業推進グループ 営業推進部 山岸祥成氏

 製造業の経営層が求めているのは、収益力向上、ビジネス規模拡大、お客様満足向上といった結果だ。それを実現するためにBIが活用されるわけだが、手間がかかる割にユーザー部門で活用されないという声が多いという。大量のデータをスピーディに分析し、柔軟に活用するということに従来型のBIは向いていなかったからだ。これは「QlikView」で解決できるという。

 「QlikViewは作りながら見える化でき、短期間でプロトタイプ構築が可能なのがポイント。プロジェクトが始まってユーザー部門に開示するまで、速いお客様で2カ月。平均して3カ月程度でユーザーリリースできている。さらにインメモリ処理による高速レスポンスでビッグデータにも対応していることも重要。またわかりやすいインターフェースであるため、とにかくユーザー部門が使いたくなる製品だ」と語った山岸氏は、日本企業が実際に導入した事例を「販売管理」、「収益力向上」、「ビジネス規模向上」、「お客様満足向上」という各課題に対応するストーリーで紹介した。

 ここまで紹介した「QlikView」が採用している「連想技術」の詳細や、それによって実現される具体的な画面構成、製造業における実際の活用事例などをまとめたホワイトペーパーが下記から入手できる。これから初めてBIに取り組もうという企業にも、すでにBIを導入しているが思うように活用できていないという企業にも大きなヒントとなるものだ。ぜひご活用いただきたい。

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