ScanSnapとスマートデバイスでデータ持ち運びの常識を変える

CNET Japan Ad Special2012年12月03日 11時00分

2. アイデアを持ち運ぶ

 朝、新聞を読んでいると、面白そうな展覧会のニュースが載っていた。その記事を切り取って、素早くスキャン。ScanSnap iX500なら、記事をスマートデバイスに直接読み込める。

 新聞もそうだが、紙質が薄く、写真も豊富に使用されているような雑誌記事の場合、スキャンの際に裏移りしやすい。しかし、ScanSnap iX500には、裏移りを大幅に軽減する機能が設けられているので安心だ。

 裏移りしないようにするには、スキャンの前にScanSnap Managerの「読み取りモードオプション」で「裏移りを軽減します」オプションをオンにしておく(この機能は「ScanSnap Connect Application」でも設定可能)。新聞や大判の雑誌など、A4サイズを超えるサイズの紙をスキャンする場合は、同梱されているA3キャリアシートを使うと良い(ただし、書籍や新聞などの著作物は、個人で利用する場合を除き、権利者に無断でスキャンすることは法律で禁じられている。あくまで私的利用の範囲内に留めておこう)。


紙の裏移りをなくすには、「読み取りモードオプション」で「裏移りを軽減します」オプションをオンにしておく。

 メモや新聞、雑誌から得た情報は、アイデアの種となる。アイデアを膨らませるために、1人でブレーンストーミングした結果を、チームメンバーと共有したいという場合、ScanSnap iX500 Deluxeに付属する「楽2 ライブラリsmart with Magic Desktop」が役立つ(Windowsのみ)。Magic Desktopには、まるで本物の机の上のように画像やメモなどを広げておくことができる。また、Magic Desktopは、Facebookとシームレスに連携しており、Facebookにログインすれば、Magic Desktop内でフィードを読んだり投稿したりすることができる。ブレーンストーミングしたノートをスキャンしてMagic Desktopに取り込めば、チームメンバーが参加する秘密のグループに、Magic Desktop内から画像を投稿して、遠隔地にいるメンバーや外出中のメンバーに意見を求めることも簡単だ。


ScanSnap iX500 Deluxeに同梱されるMagic Desktop(Windowsのみ)の画面。色別にファイルを分類したりファイルを広げたりすることが簡単にできる。Facebookへも写真をドラッグ&ドロップするだけで投稿できるので、仕事も遊びもこれ1本で済むかもしれない。

3. 棚の中身を持ち歩く

 ScanSnap iX500のデザインは、シンプルで力強いブラックを基調にしていながら、使っているときは、高性能なデバイスらしい頼もしさが感じられるのに対し、使っていないときは、インテリアに溶け込み主張しすぎない。オフィスにも家庭にも、違和感なくなじむデザインだ。いっそのこと、棚の代わりにScanSnap iX500を置くという発想はどうだろう。棚の紙類はすべてスキャンして、デジタル化してしまえば、部屋も片付く上に、棚の中身をいつも持ち歩くことができるようになる。


使っていないときは、周囲と調和するマットブラックのシンプルな形状が美しいiX500。

 家の中でまず整理したいのが本棚だ。本好きの常として、本棚の本は増える一方だ。しかも、本棚に入りきらずに、本の上にまた本を積み上げてしまうようなありさま。電子書籍が増えてきたとはいえ、新刊の電子書籍はまだまだ少ないし、すでに持っている本を新たに買い直すのは財布に厳しい。そこでScanSnap iX500の出番だ。毎分25枚(50面)もの高速大量スキャンが可能なiX500なら、たとえば200ページある本のスキャンが、5分かからずに完了する。本の内容を検索したいという場合は、ScanSnapと接続しているパソコンを使ってスキャンし、OCR処理したPDFファイルを作成しよう。OCR処理時間を大幅に高速化しており、通常のスキャンとほとんど変らない時間でファイル作成できる。また、WindowsでもMacでも、OCR処理はパソコンの使用状況が低いときにバックグラウンドで実行されるため、ファイルが複数に及ぶ場合でも、他の作業の邪魔にならない。OCR処理が不要な場合は、スマートデバイスから直接スキャンすれば、読み取った本をすぐに持ち運ぶことができる。何より速くて簡単だ。ScanSnapで読みとったPDFファイルは、「ScanSnap Connect Application」からPDFファイルを開けるアプリで開くことができる。iOSならiBooksなど、好みの読書アプリで開けば、そこはもう書斎だ。


「ScanSnap Connect Application」から、他のアプリで開くことができる。Dropboxなどのクラウドストレージに保存してファイルを整理したり、Evernoteに保存して資料として参照したりすることも、すべてスマートデバイス上で行える。

 季節ごとにやりとりされる年賀状や暑中見舞いなどのはがき、クリスマスや誕生日のカード、「引っ越しました」「結婚しました」などの友人たちからの知らせなどは、大切な人の思いと共に画像として残しておこう。紙は、残念ながら時間が経つと劣化してしまう。デジタルデータとして保存しておけば、届いたままの状態がいつまでも残ることになり、劣化することはない。はがきやカードの画像をスマートデバイスに入れて持ち歩けば、いつでも好きなときに眺めて、遠方の友人に思いをはせたり、大切な家族との思い出に浸ったりすることができる。また、デジタルクリッピングサービスのEvernoteにJPEG画像として保存しておくと、画像の中のテキストでも検索可能なため、友人の新しい住所を簡単に検索できるようになる。

 最後に、自分の情報を持ち歩くことについて、触れておきたい。ScanSnap iX500では、クレジットカードやメンバーズカードなどの厚みのあるプラスチックカード類もスキャンできるようになった。そこで、万が一の盗難や紛失に備えて、カードをスキャンし、情報をデジタルデータとして保存しておくと便利だ。盗難や紛失というのは、外出先で起こる可能性が最も高いため、スキャンした画像はスマートフォンに保存しておくと、いざという時に役立つ。画像を印刷すれば、コピーの代わりにもなる。もちろん、スマートフォンにはパスコードでロックをかけておくことを忘れずに。あるいは、ファイルごとにロックをかけておけるアプリを利用するのもお勧めだ。

 こうして考えてみると、いつも持って歩きたい情報が、こんなにもあふれていることに驚く。Wi-Fi接続でスマートデバイスと直接連携できるようになったScanSnap iX500なら、大切な情報を常に携えておくモバイルファイリングを、簡単に実現できることが分かった。ScanSnapは、今後ますます、仕事にも生活にも欠かせない重要な存在になっていくことは間違いない。ぜひ、ScanSnap iX500で、快適なモバイルファイリングライフを送って欲しい。

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