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「050 VoIP SDK」を自在に使って、スマホアプリで 「今までにない」新規ビジネスを立ち上げよう!

電話×アプリで変わる!--具体的にビジネスアイデアを考えてみた

 それでは順にアイデアを紹介していこう。最初は「電話の進化」をメインにしたものだ。

1)電話のトラッキングが可能になる

 例えば、公式アプリをリリースし「お問い合わせ」というアイコンを設置。ユーザーは、それをクリックすれば問い合わせの電話をかけるということが可能になる。しかも、そのアプリから発信したということを記録することが出来る。従来の電話では公式サイトに書かれた電話番号を見たのか、あるいは電話帳に記載された番号を見て電話をかけたのかを把握する方法が存在しなかった。デジタルマーケティングが注目される現在、誰が何を見て問い合わせに至ったのかを知る手段を確保できることは企業にとって大きなメリットとなる。こういった機能を求めている企業経営者、販促部門、マーケティング部門は少なくないだろう。

2)商談機会の増加

 先進的なECサイトでは、ユーザーがサイトに暫く滞留していると「何かお探しですか?」とチャットウィンドウがポップアップする。ユーザーにとっては「親切」であり、店舗側にとっては商品の購入を悩んでいた見込み客の背中をひと押しする方法として有効だ。これを更に、音声で応対できるようになると背中を押す効果は、更に強くなるだろう。

3)内線電話として使えば、社員同士の通話が無料になる

 050の番号同士の通話は無料だ。広く普及している050番号を付与された企業は、この性質を利用して通話料金の削減に成功している。今回の「050 VoIP SDK」を利用すれば、スマートフォンのアプリに050番号に電話する機能を追加することが可能になる。スマートフォンであれば社内にいる時はもちろん、外出先であっても同じ050の番号で発着信を行うことが可能になる。特に通話料金の高くなる海外とのやりとりが多い企業などはコスト削減効果が高いだろう。

 BYODソリューションとしてこの「050 VoIP SDK」を活用することが出来れば、通話料を削減したい企業ニーズを取り込むことができるだろう。

4)性別を伝えることができる

 文字を読んでも、その人が女性なのか、男性なのかといった「確証」を得ることはできないが、声を聞けば大抵は判断できる。性別の「なりすまし」をできなくすることで、サービスの信頼性を大きく向上できるケースがあるのだ。実際に交流系のSNSでは、音声通話機能を盛り込むことで差別化を図るサービスが既に登場してきている。

5)MVNO市場自体が盛り上がる?通話ができる格安スマホを、より安く便利に

 格安スマホ市場でも面白い展開が可能だ。音声通話機能付の格安スマホを、さらに割安に提供できるのだ。

 いま盛り上がっているのは、SIM自体に音声通話機能がついてMNPにも対応するなど、従来なかったタイプ。「○○スマホ」「○○SIM」などのブランド名で目にしたことがあるだろう。

 月額料金はデータ専用のSIMより若干高いが、通話アプリを別途インストールしたり、クレジットカード番号を登録するような不便はない。

 しかし割安なデータ通信専用SIMも捨てがたい。そこで「050 VoIP SDK」を使って自社ブランドの通話アプリを作り、最初からインストールして提供してしまうのだ。通話料金の決済も月額利用料金と一本化でき、割安かつ利便性を保った製品を市場に投入できるはずだ。

6)電話と位置情報を組み合わせて、安心安全を強化

 「050 VoIP SDK」を使えば、スマートフォンの多様な機能と「音声通話」を組み合わせることが可能になる。例えば位置情報と「050 VoIP SDK」を組み合わせることができれば、電話をかけて来た人が今どこから電話をしてきたのかを確認することができる。この単純な組み合わせを行うだけで、振り込め詐欺犯が「今警察に捕まっているので示談金を払ってほしい」なんていう「嘘」は、すぐに嘘だと気づくことができるようになるだろう。海外出張に行く従業員が拉致被害等に合わないことを確認するために、位置情報を確認する機能を持った社内連絡用アプリを使うことも可能だ。使い方を誤れば、客先に居るはずが実は別の場所に…と発覚してしまうことにも、なりかねないが…。

7)ウェアラブル時代の新たなUIとしての音声通話

 通話ができる腕時計型デバイスなども現実的だ。「050 VoIP SDK」が現在対応しているのはAndroidとiOS。これらを搭載するスマートデバイスにウェアラブルデバイスをペアリングし、スマートデバイス側に専用アプリを入れて連携すればいい。スマートデバイスより小型になるウェアラブルデバイスでは、メールを送信するより、音声で対話した方が早いというビジネスシーンも起こりえる。技術力に自信のあるベンチャーなら、「050 VoIP SDK」を利用してウェアラブルという新たな波に乗るというのも良いかもしれない。

取り残されてきた技術だからこそ、チャンスがある

 「なんだかんだ言っても、たかが電話機能じゃないか」と思う人はいるかもしれない。しかし、「電話」は世界中の誰もが利用方法を知っているコミュニケーション手段であり、普及規模や利用者数を考えれば簡単に代替できるものが無い。しかし、IT業界ではインターネットに置き換えられた「過去の遺物」と考える人も多く、置き去りにされてきた、あるいは「連携」してこなかった技術である。

 しかし、LINEやGoogleの提供するサービスには音声通話機能があり、それは彼らも音声通話を重要なものとして捉えている証拠だ。音声通話が即座に思考を伝えるのに適しており、声のトーンから性別や熱量といった情報も伝達することができ、キーボードが苦手な人でも利用できる優れた伝達手段であるからに他ならないからだ。

 自分達のサイトやアプリに「音声通話機能がついたら?」そう考えて見ると、ビジネスアイデアが泉のように込み上げてくるのではないだろうか。最後に、興味を持った方が問い合わせをする際の連絡先を紹介しておく。以下の公式サイトにアクセスすれば、概要や資料請求のフォームが置かれている。

提供:NTTコミュニケーションズ株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年1月28日