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NECが語るバックアップ現実解~あらためて見直すテープバックアップの利便性

NECが語るバックアップ現実解
あらためて見直すテープバックアップの利便性


 本企画ではこれまで2回に渡り、主に中堅/中小企業(SMB)における法的側面から見たバックアップの有効性と、限られた予算の中での理想的なバックアップのあり方について、専門家の意見を聞きながら検討を重ねてきた。最終回となる今回は、NECでバックアップソリューションの提案に関わる3氏に、SMBにとって現実的で具体的なバックアップソリューションについて解説してもらった。
 話を聞いたのはプラットフォームマーケティング戦略本部 主任 谷長薫氏、同部 濱岡真由氏、ストレージ事業部 技術エキスパート 海野聡氏 の3氏だ。

バックアップはシステムの一部


 「バックアップ製品は他のIT機器とは異なり、実はメーカー独自のオリジナリティはほとんど求められません」

 冒頭、プラットフォームマーケティング戦略本部主任の谷長氏から語られたのはやや意外な言葉だった。NECでは顧客にサーバシステムを提案する際、バックアップ製品を一緒に説明をする機会が多いというが、その際に重視されるバックアップの要件は、以下のようなことだという。

 まず重要なのは、高速にバックアップが行え、容易にリストアができる点。これは競合他社の製品でも同じことで、製品の個性よりも、システムの一部として適切に機能していることが評価の第一のポイントになります。3.11以降は特にBCPへの注目が高まっており、だからこそ“ITシステムの一部としてのバックアップ製品"を導入することがいかに重要かを、より多くのユーザーに知ってもらいたいと考えています (谷長氏)

 確かに、万一の際に“確実に戻せる”バックアップでなければ、いくら法的な側面にまで配慮していたとしても最終的には意味をなさない。システムの一部として確実に機能することは、まさに最重要視すべきポイントだ。

 個々の製品の勝負ではなく、コンサルまで含めてシステム全体を提供し、ここにバックアップも含まれる--。これがNECのバックアップソリューションにおける基本的な提供スタイルというわけだ。

 取材では具体的な例として、同社が6月に発表したIAサーバ「Express5800シリーズ」の新機種を挙げてもらった。 こちらはデータセンター向けの省電力サーバに長年取り組んできた同社らしい、エコをテーマ(導入でエコ・運用でエコ・空調にエコ)にした製品だ。

 「サーバ単体で空調まで対策できるスリムな省電力サーバ。業界で初めて動作環境温度40度を達成している点も特徴」(濱岡氏)という製品だが、DATやRDXの内蔵も可能となっている。

 つまり、オリジナリティの強いサーバに汎用的なバックアップデバイスを組み合わせることで、エコでありながらトータルでのコストメリットが高く、BCP対策も万全なシステムが構築できることになる。

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