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モトローラが明かす国内スマホ戦略--新しいファン層にMマークの衝撃を届ける

「オールインワン」で、シーンに合わせた使い分け

木暮: なるほど。デザインやマットな感触に加えて、見えない部分も大きな差別化のポイントなのですね。使い勝手の面で女性に向けてなにかアプローチしている部分はあるのですか?

高橋: 特に女性向けというわけではありませんが、SNSフリーク向けに複数のSNSを統合的に、便利に利用できるサービスとして「MOTOBLUR」を無料で提供しています。そうしたところで使い勝手をよくし、今まではネットブックを使っていたような女性にもモバイルコンピューティングを楽しんでほしいと思っています。フィーチャーフォンと比べると大きくて重いかもしれませんが、「これはコンピュータです」、というと違った切り口になるはず。自宅でも、オフィスでも、外出先でも使える。クラウドコンピューティングに触れる入り口にもなるでしょうね。

木暮: 確かに日本のユーザーはフィーチャーフォンの延長としてスマートフォンを手にしてとまどうという話が多いですが、PHOTONはWebtopでPCのような使い方もできますし、いろいろなシーンに合わせて使い分けることができます。明確なコンセプトのある製品ですし、効果的な切り口かもしれませんね。
 ところで、携帯電話端末事業などを手がけるMotorola MobilityがGoogle傘下に入ることが決定しましたが、今後Googleとの関係を踏まえてどんな展開があるのでしょうか。
※Motorola Mobilityは、米国Motorolaから2011年に分社化された携帯電話部門とホーム部門(家庭向けSTBなど)からなる事業会社。モトローラ・モビリティ・ジャパンは、その日本法人である。

高橋: Androidのマーケットに対して、我々としてはポジティブに働いて行くと考えています。モトローラとGoogleという関係だけではなく、Androidに携わるすべてのプレイヤーにとってプラスに働くものです。傘下だからといってモトローラだけが何か有利ということはありません。傘下に入ってもモトローラは独自に製品開発を行います。Googleとの密な関係は構築できますし、ポジティブに前進するためにある環境だと考えています。

木暮: とても勉強になりました。さて最後に、ユーザーに向けてのメッセージをいただけますか。

高橋: 今までモトローラを好きでいてくれたファンには、モトローラは昔の考え方に固執することはありません。しかし、元々もつ優位性と「M」マークになぜか惹かれるお客様を大切にしたいと考えています、と訴えたいですね。そしてこれからモトローラに出会う方には、加速度的に変化して行く世の中でモトローラの必要性を感じていただける商品を提供したいと考えています。モトローラは、モトローラらしさを追求しつつも進化して行きます。その進化を見届け、古くからのファンの方には暖かく見守っていただける、新たなお客様にも同じようなイメージを持っていただける存在でありたいですね。最新技術を提要するメーカーというだけでなく、この「M」マークから何かを感じてもらえるということを大切にして行きたいです。

木暮: ありがとうございました。

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提供:モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2011年12月31日