スケジュール機能が充実、KUNAI Lite for Android的ワークスタイル

自動同期でオフラインを意識せずに操作可能

「スケジュールに用件を書きました」という部下からの伝言を受け、シンクボタンをタップ。N氏は地下鉄に乗り込んだ。当然端末の3G回線も圏外だ。だがN氏は構わず、スケジュールをチェックする。トラブル解決のためにまず状況を確認だ。

スケジュールは基本的にアプリ側で自動的に同期する。間隔は5分から120分まで選べ、内容はローカルに保存される。そのためデータの閲覧は、地下鉄の中やエレベーターなど通信状況の悪い場所、電波OFFが必要な場所であってもオンライン・オフラインは特に意識する必要がない。新着通知も自動的に取得される。

また会議の設定で便利なのが、Android版で可能な他人のスケジュール確認や施設の予約だ。「空き時間検索」で対象者などの検索項目を入力すれば、参加者に共通の空き時間や利用可能な会議室などを一括検索し、参加者への通知まで行える。また同じプロジェクトに参加するメンバーには、スケジュールに対する「フォロー」機能でコメントもつけられ、メールなどで送信する手間なく意見を共有できる。

空き時間検索

スケジュールへのコメント

こうした支援ツールがない時代、新規のスケジュール設定は面倒な作業だった。個別に細かく予定を聞き取り、最後の一人の予定が合わなければやり直し。会議室の空きまで調べるような作業に生産性はない。こうしたコストは迅速に自動化し、しかも手元の端末などで一気に行いたいところだ。

駅に到着し、N氏は緊急の社内会議を招集し、コメントに自分の指示を入力しておく。調整を部下に任せても良いが、緊急なので自らセットする。部下に電話をかける。トラブルに対する対応会議についての依頼を自らの声でも行うのだ。商談が終了したころには報告を聞くことができるだろう。N氏は画面をタップし商談先の地図を表示し、無事会場へと向かった。

「サイボウズモバイル KUNAI Lite for Android」は情報を登録しておけば、アプリケーションを立ち上げなおす必要なく、電話をかけたり、Google APIによって地図を確認することもできる。周辺情報や現地までの経路、路線検索もシームレスに行うことができる。

スケジュール詳細から地図を表示