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IBM、「PartnerWorld」プログラムを強化 パートナーのビジネスを全方位で支援(後編)

リアルイベントで人脈を広げる

 マネージド・サービス・プロバイダーが 「PartnerWorld」に参加するメリットは、無償トライアルやサポートを自由に利活用できることだけではない。IBMは多くのセミナーやフォーラムを開催している。そうしたリアルイベントに参加し、情報交換したり、知見を広めたりできるのも、大きなアドバンテージだ。

 例えば、2014年7月11日に東京都内で開催された「IBMクラウド・ビジネス・フォーラム ~Disruptive Innovationがもたらすもの~」では、IBMのクラウド事業や、新たなサービス/開発支援、世界におけるクラウド市場動向などが紹介された。また、IBMクラウド製品/サービスを活用し、第一線で活躍するサービス・プロバイダー(ビジネス・パートナー)企業によるサービスの事例も、実際の利用のハウツーを交えながら詳らかにされた。こうした"先輩"プロバイダーの事例は、業種が異なっていても参考になる。フォーラム最後にはネットワーキングパーティが用意されており、来場者どうしの交流や、講演者との意見交換など、普段のビジネス活動では得ることが難しい知見や人脈を広げることができる。


「IBMクラウド・ビジネス・フォーラム 」のようす。第一線で活躍するユーザー企業による事例紹介など、ビジネスのヒントになるセッションが充実している

さらに強化された充実した支援プログラム

 また、IBM PartnerWorldのマーケティング支援の一環である「IBM デジタル・コンテンツ・マーケティング」は、デジタル・マーケティングを強化する支援プログラムである。利用者は数行のコードを自社サイトに記述するだけで、IBMが提供するIBM製品/サービスに関する情報を、自動的に取り込むことができる。

 これによりサイトを訪問し、掲載コンテンツをダウンロードしたユーザーのコンタクト情報を収集することが可能となる。コンテンツはIBMが提供するため、当機能の利用者側でのメンテナンスは不要だ。セミナーやテレマーケティングでは限界があった中長期的なキャンペーンを展開するためには、こうしたコンタクト情報は「財産」となるだろう。

 さらに、IBM PartnerWorldのスキル研修では「ソーシャルメディア・ブートキャンプ」や「クラウドエンジニア向け テクニカルセミナー」などが新たに用意されている。

 ソーシャルメディア・ブートキャンプは、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの特徴を理解し、ビジネスへの活用をオンライン上で体系的に学習できるものである。すでに世界で3300名、100か国超のIBM PartnerWorld会員が利用しているという。また、クラウドエンジニア向けテクニカルセミナーは、クラウドやデータセンター、ホスティング、ネットサービスなどの運営/管理に携わる技術者を対象に、四半期に2回、対面式で開催されているセミナーだ。コンテンツはWebcastでも提供されるので、時間調整が難しい場合にも利用しやすくなっている。さらに、「PartnerWorldビジネスパートナー・コミュニティー」では、パートナーのマーケティング担当者を対象に、共同マーケティング事例や効果的な利用方法について、パートナーどうしやIBM社員らと情報を共有できる(招待制)。

 IBMでは、PartnerWorld以外にもマネージド・サービス・プロバイダーに対する支援や情報提供を行っている。それが8月1日にオープンした「change-makers」である。

 change-makersは、クラウド/ビッグデータ & アナリティクス/モバイル/ソーシャル/セキュリティといった分野の最新情報や注目の技術、気鋭のインフルエンサー・インタビューなどを紹介する情報サイトである。インターネットやクラウドなど、IT基盤を利用したサービス/ビジネスを展開している企業や、ソーシャル/メディア/ゲームなどを手掛けるスタートタップ企業、さらにテクノロジー・ビジネスの担当者を対象読者とし、「彼らが欲しい情報を、多角的な切り口で提供する」(高野氏)という。

 change-makersは会員制サイトとして一般公開される。マネージド・サービス・プロバイダーは、change-makersから情報収集できるだけでなく、change-makersを通じて一般読者がどの分野に興味/関心を持っているのか、その動向を知ることもできる。

【前編】【後編】と2回に分けて紹介した「PartnerWorld」。その内容の充実ぶりに驚いた人も多いだろう。PartnerWorldは、IBMだからこそ実現したプログラムだと言っても過言ではない。情報や人脈、そして"先人"の知識とサポートは、コスト換算できない財産だ。ぜひ、PartnerWorldに参加し、そのメリットを最大限に享受してほしい。

提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2014年9月30日