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ビジネス向けクラウド型メール、No.1評価は「Google Apps for Business」に--導入を検討する日本企業が押さえておくべきポイント

シェアトップかつ「Web 100%」の柔軟性や機能も評価された「Google Apps for Business」

 Google が特に評価されたのは、メールシステムだけでなくドキュメント編集やリアルタイムコミュニケーション、クラウドストレージといった各種機能を含むフル装備型のクラウドスイートを提供していることだ。つまり「Gmail」ではなく「Google Apps for Business」が評価されたということになる。

 「Google Apps for Business」には「Gmail」以外に、オンラインでのドキュメント編集や共有、プレゼンテーションなどができる「Googleドライブ」や、リアルタイムでのコミュニケーションを促進する「ハングアウト」、予定表共有のできる「カレンダー」など多彩な機能がある。また、これらの機能や強力な検索機能をスムーズに活用するためのポータルは「Googleサイト」で簡単に構築できる。そして、その全てがブラウザから利用可能だ。

 レポートで比較されている多くのサービスがMicrosoft Exchangeをベースとしており、クラウド型のサービス形態ではあるがデスクトップコンポーネントのセットアップ等が必要だ。現在はウェブから利用できる機能が増えてはいても、元がオンプレミスで利用されてきた製品の発展系であり「ソフトウェア+クラウド」というサービス形態だ。

 これに対して「Google Apps for Business」は最初からクラウドサービスとして開発されている。グーグルはこれを「Web 100%」と表現しているが、インターネットアクセス環境とブラウザさえあれば、あらゆる端末から即座に「いつものビジネス環境」を利用できるというのは、モバイルツールを活用したい企業にとっては大きなメリットだ。マルチデバイス時代の、新しいデスクトップ環境だといえるだろう。

 また、ブラウザから全てが利用できるということは、バージョン等の管理を行う対象がブラウザのみになるという意味でもある。2013年11月時点では Chrome 、Internet Explorer、Firefox、Safariの最新バージョンおよび直前バージョンでフル機能が利用できるようになっており、環境の制限は緩い。

 特にグーグルには Chrome という大きな武器がある。モバイルデバイス向けにも提供されており、あらゆる端末から同じブラウザを利用できる上に、ブラウザ同士の連携機能も持つ。管理面でも、追加可能なアプリケーションや拡張機能の制限を行ったり、プロキシ設定を標準化したりといった細かい設定や、URLフィルタリング制御といった機能を備えているのがうれしいところだ。 Google Apps for Business を使う上で標準ブラウザとしてぜひ指定したい。

企業向けサービスとしての、高機能・高評価

 エンドユーザーとして Google の各種サービスの使いやすさは、すでに多くの人が体験しているだろう。無料で利用できる Gmail がその代表だ。多くの人が直感的に利用でき、使い慣れているインターフェースをそのままビジネスに活用できるのが Google Apps for Business だ。

 ブラウザから利用するスタイルであるため、どのPCでも同じように利用できるのはもちろん、Android端末やiOS端末からでもネイティブに利用できる。複数のユーザー間でリアルタイムに共有編集が行える Googleドキュメント で企業内のコラボレーションも加速するだろう。中には以前に利用してMicrosoft Officeのファイルを読み込んだ時に不便さを感じたという人がいるかもしれないが、Quickofficeを買収したことで変換品質も大幅に向上している。

 利用料金は企業向けサービスとしては破格の安さでありながら、全てのライセンスが統合されているおかげで、あらゆる端末からファイルの同期が行える Googleドライブ や、リアルタイムの多方向ビデオ会議機能、多彩なアプリケーションも必要になった時にはすぐ使い出せる。


 そうした機能的なメリットは十分に理解した上で、企業導入するにあたって不安を感じているという場合もあるだろう。コンシューマー向けサービスとして認知度が高すぎるがために誤解されている向きもあるが、実は Google Apps for Business はきちんと企業向けのシステムとして99.9%のSLAやISO 27001の取得など十分な信頼性を示している。セキュリティ面でも2要素認証やSSO認証等を用意。300名以上のセキュリティ・エンジニアが対応にあたっている。

 また、運用管理機能も充実している。モバイル・デバイス・マネージメントつきの管理者コンソールやステータス・ダッシュボード/トランスペアレント・レポート等を用意。さらに24時間365日体勢でサポートにあたっている。当然のことながら、広告が表示されることもない。

 コンシューマー向けサービスと似ているのは見た目と使い勝手といったエンドユーザーの触れる部分であって、バックエンドはビジネスの厳しい要求に応えられるように整えられている。こうした、ビジネスツールとしての機能が充実していることが高く評価されているからこその「Top Players」という評価なのだ。

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