「ビジネス専用スマホ」を実現する--ドコモの高機能MDMに新オプション追加
柔軟なアプリ制限や配信を実現
スマートフォン導入時に課題となるポイントとして、アプリの利用制限がある。SNSアプリ等を一切使わせたくないという企業もあれば、情報収集のために閲覧するのはかまわないが書き込むのは禁止したいという企業もあるだろう。また、メール機能は業務上絶対に必要だが、情報の流出が心配というのも、よく聞く悩みだ。
「遠隔カスタマイズ(スマートフォン)」では、単純に利用してよいアプリ、利用を禁止するアプリを区分してインストールを制限することも可能だが、アプリの一部機能のみを制限することもできる。制限できる一部機能はなんと100を超えており、例えば、メールの受信と閲覧は可能だが、送信は行わせない、というような制限が簡単に行える。
一方、必ず使わせたいアプリに関しては自社開発したアプリを端末に配信・削除する機能が活用できるため、入退社に合わせた管理なども行いやすい。さらに業務アプリに関してはアプリのアンインストール禁止、業務アプリ内データの別アプリへのコピー&ペースト禁止、データ一括削除といった機能も用意されている。
デバイスの機能制限も細やかに可能
業務に不要な機能を制限することで、ビジネス専用スマートフォンと言える高いセキュリティ環境を実現することができる。カメラやワンセグ、赤外線通信といった本体機能を無効にしたり、Wi-Fi接続やテザリングといった通信機能を制限したりといった具合だ。社内のWi-Fiアクセスポイントは利用できるが公衆無線LANサービスの利用は禁止する、というようなこともできる。スクリーンキャプチャ機能や外部SDカードへの保存機能を制限して、情報漏えいの可能性をさらに減らすのもよい選択だろう。パスワードの文字数や有効期限、強度も管理者が一括して設定できる。
機密を多く扱うゆえに一般的なスマートフォンの導入が難しいと考えられていた環境でも、これらの機能を利用して適宜制限を加えることで、安心して利便性の高いスマートフォンを業務活用できるようになるのだ。ここでのポイントは、あくまで制限する機能を目的に応じて選択できるということ。なんでも制限してしまっては、セキュリティは高くなるかもしれないが使いづらい端末になってしまう。企業として何に不安を感じているのか、何が課題なのかを見極めて必要な機能だけを取り込むのが得策だろう。
利用制限される機能(抜粋)
「遠隔カスタマイズ(スマートフォン)」の場合、1つのオプション契約で多彩な機能を利用できるため、どの機能を利用して何を制限するのか、導入後に試行錯誤することもできるのだ。セキュリティポリシーを守りつつ、使い勝手を損なわない、スマートフォンを管理する側、使う側の双方に快適なラインを探せるMDMというのは心強い。
インフォメーション
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 掲載内容有効期限:2013年10月31日