使いにくい・成果がでない「残念なスマホサイト」は、もう撲滅しよう!

CNET Japan Ad Special2014年01月09日 11時00分

5.「デザイン性」チェック! スマホならではの使いやすさと見やすさを両立!

 見た目がある程度綺麗に整っているのはいまや当たり前のこと。しかし見た目と実際の使用感に差があるサイトも少なくない。PCと違い、指先で小さな画面をタップする、持ち手の親指でタップすることの多いスマートフォンの場合、なるべく大きな画像やエリアをタップできる方が快適なのは間違いない。ただ、大きな画像や大きく括られたエリアはそれだけで「タップできるかも」と思われてしまうので注意が必要だ。

 オススメ商品リンクのようなものを出すならば、画像やテキストはもちろん、そのエリア全体がタップできるくらいが望ましい。事情があって画像のみ、テキストのみにリンクさせるのならば、せめてどこがリンクなのかを明確にデザインで示したい。どこを押せばよいのかわからず何度もタップさせられるのではユーザーのストレスになる。同じく、押せると思ったのに押せなかったというのもよろしくない。

 また、屋外で使用することも考慮して、適切なコントラストや文字のサイズ、フォントカラーなどにも気をつかいたい。見栄えよく、見るべき場所がすぐにわかり、操作にとまどうことのないデザインが目指すべきスマートフォンサイトなのだ。

どこがタップできるのかわからないサイトはストレスになる
どこがタップできるのかわからないサイトはストレスになる

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ユーザー視点の診断で今求められる「理想のサイト」に近づけ!

 スマートフォンサイトをゼロから構築する他に、フィーチャーフォンサイトやPCサイトから変換をかけるという方法がある。TOPページだけはスマホ用に最適化したが、第二階層以降はフィーチャーフォン用やPC用ほぼそのままというサイトも未だに多い。スマートフォンが普及し始めた頃にこの方法で対応したサイトが数多く見受けられたが、構築コストが抑えられるメリットがある分、使いにくいなどといったデメリットも生じている。使いやすいスマートフォンサイトが多数存在する現在においては、より使いにくさが目立っている感がある。このようなケースの場合、使いやすいサイトはどのようなものかを改めて考え、現在のサイトトレンドを取り入れることも踏まえた改修を検討する必要があるだろう。

 また、作り手の感覚と受け手の感覚の差もある。作り手側は高機能なスマートフォンに対してPCサイトの延長のような感覚があるかもしれないが、ユーザーはあくまでも携帯サイトとして利用していることも多い。つまり、フィーチャーフォンの延長と捉えているという可能性だ。

 そうしたズレが顕著なものとして、スマートフォン向けに最適化したつもりだったサイトを、あえてiモードサイト風に作りかえたことではっきりとした改善効果が出たケースがある。要するに、都心部以外は未だにフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行期であることを考えると、特にネットリテラシーがそれ程高くないユーザーにとっては、スマートフォンならではの各機能が、良く分からない、邪魔なものでしかないといったケースも存在するのだ。

 ドコモ・ドットコムは、ドコモグループの企業ではあるものの、通信キャリアに拘ることなく、スマートフォンサイト自体の構築・改修・運用についてコンサルティングを行っている。「スマートフォンサイト無料診断」はその第一歩で、無料でありながらも数多くのポイントをチェックし、サイトを評価している。またあくまでもユーザー目線での評価を行うことに重きを置いていることも特徴だ。

 さらにチェック項目は適宜ブラッシュアップされている。スマートフォンは端末のリリースも頻繁で、OSのアップデート頻度も高いため、時期によって求められる「理想のサイト」像も常に変わっているからだ。ドコモ・ドットコムは、ユーザーのスマートフォン利用動向などを調査した「スマートフォンレポート」を発行していることでも知られているが、そうして得られたノウハウがこの診断にもつぎ込まれている。

 自社サイトが思うような結果を出せていないと感じている企業がチェックを受ければ、目指すべき方向性が見えてくることだろう。ある程度の結果が出せているという企業にとっても、新しい視点が得られるチャンスになるはずだ。まずは無料診断で自社サイトの評価を試して頂きたい。

<インフォメーション>

 本稿で紹介したドコモ・ドットコムのスマートフォンサイト無料診断は、もちろんドコモユーザー限定のサービスではない。スマートフォン用のサイトを手がけているすべての企業が、気軽に利用することができる。

 

 認知性、操作性、快適性、訴求性、デザイン性の5の観点を各20点として、総合100点満点で採点し、総合評価や各項目の個別評価、具体的な指摘事項をレポート。文中で触れたような「思わぬ落とし穴」も、ここで指摘されるかもしれない。

 

https://www.docomo-com.com/contact/form_muryo_shindan/

 

レポートサンプル

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