製品情報

CX1

リコー

CX1

【主なスペック】
【発売日】
2009年03月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2009年12月17日 16時48分
R4からの買い足しです。一時R6も中古で買ったのですが、ちょっとしたはずみで液晶を割ってしまい、ほんの少し使っただけでだめにしました。最近の液晶の大型化は撮影にはよいのですが、面積が広い分液晶の保護には気をつけなければなりませんね。R4でも悪くはなかったのですが、R6はフォーカス速度がかなり速かったのと、R4がリコーお決まりの故障である「マクロモードでしかピントが合わない」症候群にかかり、フォーカス速度が激遅になってしまったために買い換えることにしました。R6も考えましたが、一眼デジカメと同じC-MOS素子というのに惹かれてCX1にしました。R6に比べれば期待したほど劇的に速くなった感じでもないですが、十分速いです。液晶はとてもきれいです。相変わらずマクロ撮影は素晴らしいです。これだけ簡単なのに、実にきれいに撮れます。フィルムカメラの時代には想像もできなかったことです。今までのCaplioは使いやすくて撮影が楽しくなるカメラではありましたが、2点だけがまんしていたことがありました。それがCX1という新しいシリーズ(もはやCaplioではないようです)になってどうなったのかという期待と不安がありましたが、何と解決されていました。ちょっとびっくりで、とてもうれしいです。まず一つは暗い場所でのノイズと手ぶれがひどいこと。これはストロボをたいても同じだったのですが、CX1では十分満足できるレベル(といっても他社では普通かもしれませんが・・)になりました。R4ではISO100でもノイズがひどかったのに、CX1では400とか800でもそれほど汚い感じの画像にはなりません。手ぶれも気をつければ大丈夫です。これはC-MOSの画像処理の速さが影響しているのかもしれません。もう一つは画像の左端がぐちゃぐちゃに流れることですが、これもCX1ではほぼ問題ないレベルに収まっています。この問題はコンパクトなボディで倍率の高いズームを実現するためにレンズを2群に分け、スイッチを入れた時だけ横から別のレンズ群がレンズの列に割り込んで来るというリコー独特の機構によるものと思われます。多分レンズの中心がずれるとか、完全に平行でないとかいうことが原因だったと思われます。それでもそれが気になるのはPCで隅まで画像を細かくチェックした時だけなのでがまんはできたのですが、それでもそれが解決されたのはとてもうれしいです。あと、連写が最大画素で4コマ/秒というのは速いといえば速いのですが、スポーツ写真にはちょっとしんどいかなという感じです。CX2なら5コマ/秒だし、望遠も300mmなので、スポーツ写真なら普及機クラスの一眼デジカメよりは使えるかもしれません。もう一ついえば質感もR6よりかなり良くなりました。使い勝手はもともと良いカメラでしたが、よりオールマイティになったと思います。

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