製品情報

Caplio GX

リコー

Caplio GX

【主なスペック】
【発売日】
2004年05月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2005年04月29日 16時24分
前回、Caplio R1のレビューを書かせて頂きましたが、今回は800万画素デジカメ、Caplio GX8の発売(2005年5月)を前に価格も安くなりましたCaplio GX(500万画素)を購入いたしましたので、使ってみた感じをご参考までに書きます。
まず、最初に私が一番気になっていた点、画質について述べさせて頂きます。
前回R1の機種では晴天時の撮影も、何処となく暗い印象に写ってしまう。特に広角28mmで(広角特有の四隅が光量不足となる減少とは異なる)それがいやでしょうがなかったが、今回のこのGXはCCD1/1.8吋とR1より大きく又、F値も開放でF2.5と明るいせいか、大変メリハリのきいた、鮮やかさとノーマルな写り方の両方を持ち合わせた、大変良い色表現をするカメラだと思います。
晴れた日の青空は真っ青にそして鮮やかに写します。又、曇った日であれば、ある程度落ち着いた色合い・表現に写します。R1の、あの色合いとは異なります。
私は、個人的にはGXの方が好みです。
但し、PCへ取り込み、画像を拡大チェックしますと、GXの方はR1と比べてノイジーな画質となっています。これはfineモードでも同じです。
但し、長時間露光時に作用するノイズ除去効果は大で、先程のザワザワ感のするノイズを一掃してくれます。しかし、日中の撮影ではこの効果が使えず、ちょっと残念です。とは言うものの普通にとらえた画質としては、大変満足のいく画質となっています。(28mmワイドとしては素晴らしいですね)
デザインは、個性的な形とも思われますが、中々味のあるデザインだと思います。私は大変気に入っています。
使いやすさについては、2〜3気になるところがあります。
まず、電池ボックストとSDカードの挿入口となっているグリップにある、あの蓋・・・これは構造的にだめです。改善して頂きたい。m(__)m
なにしろ握っただけで蓋がスライドしてしまう・・・なんだこれ??
信じられないことが起こります。ゆるいもの、固めのもの色々ありそうですが、いずれにしても改善されて下さい。GX8では改善されたかな?
もう一つはホットシューにカバーを!これはホットシューが一番左上にあり、むき出しの為、シューの両サイドの止め具が、ひっかかる時がある。仕方なく私はニコン製のシューカバー(BS-1定価210円)を挿入しています。
最後にもう一つこれは要望ですが、ステップズーム時、28mとか35mとかズームバーだけでなく数値表示が出来ないでしょうか?(まあ、なれればなくてもいいのかも知れませんが・・)
それ以外の点につきましては、特に問題ないと思います。
このGXには色々なオプションがあり、拡張性と汎用性にとんでいますので、この1台である程度、プロ的使用にも耐えられ、大変コストパフォーマンスがあると思います。
バッテリーは、単3アルカリ二本から使用することが出来る為、これも「何時でも、何処でも、どんな時でも使える」という条件下では必須要件となっています。その他、色々な特徴・機能を持ち合わせていますので、その点は、是非メーカー発表の仕様内容をご覧下さい。
一口に言って、この Caplio GXは大変良いデジカメであると思います。スライド蓋の欠点を除き、お勧めの逸品です。
GX8が出る前でもあり、この500万画素、GXは価格も安くなり、今がお買い時かも知れませんね。^^

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