３ｃｏｍのＸＪＡＣＫアンテナ式の無線ＬＡＮカードとしては２代目となります。
１２０００円程度で流通しているので初代のモデル（3CRWE62092A-JP）よりは買
いやすくなってます。（それでも他メーカーの製品とくらべれば相当高い！）

パッケージの特徴は初代モデルにも増して日本語化が省かれているってこと。
外箱もマニュアルもほとんど日本語の記述がないです。導入に際し重要と思われ
るインストール関係の日本語マニュアルもありません。基本的にはＣＤ−ＲＯＭ
をドライブに挿入すれば自動起動でインストール画面が立ち上がるのでその指示
に従ってくれと言うことらしいです。かりそめにも日本法人があってそこを通っ
販売される製品ですからもう少し親切なマニュアル類を同梱してもらえると初心
者にもオススメしやすくなります。特に専用ユーティリティを使ってのＷＥＰ設
定あたりは仕組みに慣れていないと難しいところがあるかもしれません。
（私は慣れているので問題なくクリアできました）

カードの形状はほとんど初代モデルと同じ。アンテナ部の格納が初代モデルより
しっかりしてるとの前評判がありましたが、私の受けた印象はまるで反対で「今
度のはずいぶんチャチだなぁ」って印象です。格納しようにもうまくいかないこ
とがあったり、逆に出そうとしてプッシュしたときも一回では出てこなかったり
・・・アンテナ部とカード本体のエッジが格納のたびにこすれプラスチックが若
干削れたりしているのを見ると部品の造りこみの精度が甘いのかなとも思います。
あとはアクセスランプの形状変更ですかね。初代モデルで問題にした光の強さは
いくぶん軽減されていてこちらのほうが目にやさしいです。

電波の飛びは初代モデルと同じように強力です。他メーカーのカードでは拾えな
いような場所でも通信できたりします。このあたりが割高でも３ｃｏｍ製を使い
たくなる大きな理由ですね。ユーティリティソフトの機能も若干ブラッシュアッ
プされているようですのでこれから使い込んで追記してみます。