製品情報

InterVideo DVD Copy 4 Platinum H.264 Edition

InterVideo

InterVideo DVD Copy 4 Platinum H.264 Edition

【主なスペック】
【発売日】
2005年12月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2006年04月14日 03時50分
このレビューは、InterVideo社のサイトから無料でダウンロードできる「体験版」を基にして作成したものです。とは言え、同社が補償していますように、体験版には機能制限はなく、試用期間のみが制限されているようですので、製品版についてもある程度妥当する意見だと考えます。
最初に書いておきますが、この上なく辛口の意見です。このソフトの購入を考えておられる方は、私の勝手な妄言と思い、無視してくださるようお願いします。


このソフトは、DVD-Videoを操作するためのソフトです。ハードディスクレコーダなどで録画したMpegファイルのコーデックを変換してiPod辺りで見ようとするためのソフトではありません。DVD-Videoの映像をiPod形式にしたり、その逆にMpeg2/4形式の映像ソースからDVD-Videoを作成するのが主な機能となっています。
上記を前提に、一つの機能が付属しています。「映像ソース→DVD」の際に「試し書き」ができるようにと、「仮想DVDドライブ」が作成されてきます。試し書きや試しに見るための機能ではあると思えば実に親切な機能ではありますが、よくよく考えてください。物凄くシステムの深いところに食い込んでくるドライバを入られるんですよ?危険だとは思いませんか?また、こうした「仮想DVDドライブ」を構築できるソフトウェアは既に他社から幾つも発売されている訳ですから、実績の無いこの会社の仮想ドライブ作成ソフトなど、はっきり言えば無用の長物でしか無いと私は思います。


こんな危険行為をするソフトウェアに対して、私はビタ一文払いたくは無いです。テスト専用のPCでテストを行った後、早速Norton Ghost2003でシステム全体をリカバリーしました。正直に言えば、普通にアンインストールしただけでは不安だからです。
ネットを見る用のPC-今使ってる、このPCですが-には、決してインストースしません。


システム内に食い込んでくる仮想ドライブを別にすれば、実に扱いやすいソフトです。細かい画質の調整等が出来ない点を厳しい目で見つめておられる批評もありますが、私のように「ただ見られれば良い」と言う不精な人間には、選択肢が少なくても問題はありません。DVD-VideoからiPod専用のプリセットでH264コーデックに変換して、iPod5Gで見てみましたが、映像は実に美麗でした。この点は評価できます。
ところが、時間が掛かるんです。某所から入手したCSSの無い8GByte程度もデータ量のあるDVD-Videoを利用して変換を試みました。1.7GHzのPen4/1Gbyteのメモリー/80GByteのそれなりに高速なHDDのノートPCで、ざっと30時間程要しました。まあ、このPCは稼働できるギリギリのスペックなので、皆さんのPCでしたらもっと高速だとは思います。
それにしても、30時間!
なお、当然の事ですがCSS他のプロテクトの掛かったDVD-Videoは変換できませんよ。私が入手したのは、自分の職業に関わる啓蒙用の特別な映像です。見てて詰まらない事(笑)。


親切心からとは言え、危険な仮想ドライブ。最低限のスペックのPCを使うと、8GByteの変換に対して30時間。機能性については0点、いや、マイナス点にしたい位です。さらに言えば、このソフトにはアクティベーションが要求されます。こんな深いところに食い込んでくる危険なドライバを使わせるのに、いざそれでクラッシュしてパソコンがニッチもサッチも行かなくなったら、再度のアクチベーションですよ。げんなりです。
仮想ドライブ機能をデフォルトでは外しておくようにすれば、映像の美麗さで2点は付けたいです。

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