2003年04月29日 00時00分
BE6-2はBXマザーの最高傑作です。強いて難点を挙げるとするならば、CPUとメモリスロットの間隔が狭い為、PEP66などの大型クーラーを装着した際、確実にメモリスロットを1つつぶしてしまうことです。
ボードのリビジョンは
1.0 → HPT66(RAIDなし)
1.1 → HPT66(RAIDなし)*1.0との違いはわかりません。
1.2 → HPT100(RAIDなし)*Ver2.0系のBIOSでRAIDに対応
2.0 → HPT100(RAID)*この時期に発売されたものが例のコンデンサ事件
となっており、同時期の他のマザーと比べBIOSの作りが秀逸で、いらないHPT66などはBIOS上で殺せるのでこの点からもライバルのBX MASTERとは一線を画す作りになっている。815チップマザーではオーバークロックに関する設定がIntelからの制約なのか各社中途半端なマザーしかないなか、下駄によりTualatinコアも動作するので今から使うのも完璧です。
後続の815マザーST6ではVコアは1.6Vまでしか変更できなく、I/O電圧は3.3V固定。
815マザー中、名機と名高いTUSL-Cでさえ、FSB133Mhz以下はPCI=1/4をサポートしないなど、オーバークロックに関する何らかの制限がある中、無敵を誇ります。
Celeron1.2GhzのBステップをお探しのあなた!あせってSL68Pを入手してしまいましたね?そんな時でもBE6-2プラス下駄にてFSB130Mhzくらいで運用してみて下さい。
いずれにせよSB Liveの相性があるものの非常に安定したボードです。