数字で見るデジタルキャンパス2004-2005

 まず近況報告から。渡米している間に、おかげさまで2年間在籍していたSFCに設置されている大学院政策・メディア研究科を無事修了することが決まった。修了発表の日に海外にいるというのもなかなかスリリングではあるが、今さらじたばたしたところでしようがないことではある。

 SFCの学部に限ったことではないが、大学のウェブサイトで修了者の学籍番号が発表されるようになった。そのため、発表当日に海外にいても、インターネットにつながりさえすれば卒業・修了を確認できる。卒業旅行で海外に行って羽を伸ばしていても、その日ばかりはネットカフェに駆け込んで確認した、なんていう人がいたのではないだろうか。

 ここで1つの記事についてフォローをしておきたい。ちょうど1カ月前に書いたSFC CLIPによる取材の記事を紹介した。まだ正式には決まっていないような表現になっていたが、一昨日学校へ行った際に生協の店舗へ入ろうとしたところ、Edyに入金するためのチャージ専用機が正面に設置してあった。SFCでは春からEdyを利用できるようだ。

 さて、今回で僕のコラムは38回目になる。今回から40回になるまでの3回は、今まで書いてきた内容を振り返ってみたい。今回は、数字をもとにしてコラムを眺めてみよう。

 まずはどんなテーマについて触れてきたのかを振り返ってみよう。ちなみにバックナンバーへのリンクはこちらのページにまとめられている。2004年4月29日にスタートしたこの連載は、特に書く内容についてプランしながら書いてきたわけではなかったが、面白いもので、いくつかの種類のテーマに分類できた。

  • メッセンジャー(5)
  • ソーシャルネットワーキング(2)
  • ブログ(3)
  • ケータイ・モバイル(3)
  • ノートパソコン(3)
  • PowerPoint(2)
  • キャンパス・場所性(4)
  • インタビュー・レポート(7)
  • ライフスタイル(8)

 ちょっと分類の範囲が合っていない可能性もあるが、具体的なツールやソフト名が出ているものを優先し、それ以外を3つのテーマに分けている。各項目のかっこ内の数字が記事の本数で、ブログのカテゴリ分類のような感じになっている。後から眺めてみると、自分がどこに力点を置きながら書いてきたのか、どんなことがこの1年間で目についたのかがわかる。

 分類したところ、最も記事の多いカテゴリが「ライフスタイル」だった。SFCの学生がデジタルカメラ、iPod、メールアドレスなどのデジタルツール、ネットツールをどのように活用しているかを、キャンパス内での気付きなども加えて書いている。

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