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中国クライアント側の争奪戦

2010/11/29 17:38
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祖 興傑

中国向けのウェブマーケティング、ウェブ制作情報とノウハウを中国人目線で現地から発信していきます。 Follow me http://www.twitter.com/chinawebby
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目には目を、歯には歯を(ハンムラビ法典)はいま中国クライアント側の争奪戦の現状です。テンセントQQとウィルスソフト360の戦いが幕を閉じたまもなく、QQとライブメッセンジャ(MSN)の戦いはまた始まりました。

11月3日夜、中国最大のポータルサイト・騰訊(テンセント)は「QQユーザーへの手紙」を発表しました。奇虎360ソフトをインストールしたコンピューターのテンセントQQの利用を停止するという内容のものでした。両者中国でのシェアを考えると、中国ユーザーは実際にIMソフトQQ(ユーザー数6億人)を選ぶか、ウィルスソフト360(ユーザー数3億人)を選ぶか、どちらか選ぶ苦境に強いられました。

その隙を見て、ずっとQQにシェアを奪われているライブメッセンジャ(マイクロソフト)はついに動き出しました。QQの友人リストを導入できる機能を開発し、QQから転向する人を獲得しようと仕掛けました。その策は見事に的中しました。普段数万だった新規登録者数は一気に百万級に伸びました。
QQ友人リスト導入機能

当然なこと、QQも黙っていられないです。すぐにメッセンジャの当該機能をブロックし、11月19日にSNS(QQ空間)の最新情報をメッセンジャに同期する機能を開発しました。
メッセンジャに同期する機能

※易観国際のリサーチによると2010年Q3の中国IM市場では、QQは76.37%で独走状態です。ライブメッセンジャはわずか4.34%で第四位です。

この数年、テンセントQQは莫大のユーザー数を武器に、何をやっても成功へと導いてきました。上記ような過激な競争は自ら仕掛けますし、やられたらやり返しします。QQだけではなく、360、マイクロソフト中国などもそうです。毎日血の匂いがする中国市場では、普段日本企業の作法はどうしてものんきに見えてしまいます。

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