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Rafael Rozendaalにみるウェブサイトの在り方

2010/04/24 21:33
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プロフィール

吉羽一高

多くの人にとって、インターネットが生活の一部(場合によっては全部?)になっている中で、レガシーメディアとインターネットの融合をしたプロモーションも当たり前になりつつあるが、メディア間でのバリアフリーは、未だ確立されておらず、プロモーションの価値評価も表面的なリターンの測定か「やった感」での評価に留まっている。<br>そのような状況に、一石を投げられるように、インターネットの感覚で、レガシーメディアとの関わりについて考えていく。
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Rafael Rozendaal(ラファエル・ローゼンダール)というアーティストをご存じでしょうか。元々は、油絵などを行っていたらしいのですが、ウェブ上(Flash)で作品を作り、ドメイン単位で販売する変わったアーティストです。

ウェブ上で作品を公開しているので、ラファエルのウェブサイトにアクセスすると、その作品の全てが見られるので、直接、見てもらえると分かりやすいのですが、これまで、ウェブサイト=紙媒体の置き換え。もしくは、ウェブサイト=映像作品の置き換えといった位置づけの延長線上であったところに、ウェブサイト=芸術作品という、新しい感覚を与えてくれます。

 

Rafael Rozendaal Website 

http://www.fromthedarkpast.com/

 

彼の個展が、今年の初めに日本で行われ、ラファエル自身も日本に来ていたので、本人とも会って話をしたのですが、今、改めてインターネットって何だろうかと考えることが必要なのではないかと考えていると話していた。

 Rafael Rozendaal I'm good @Takuro Someya Contemporary Art

 iPhone300万台近く普及し、iPadもリリースされた中で、ウェブサイトだけでなくアプリケーションやPC以外でのディバイスでのウェブ視聴に合わせた情報の加工を考えないといけませんが、ラファエルの作品を見ていると、単に情報を伝えるメディアとしてインターネットを捉えるだけでなく、人に感動を与えるメディアとして、インターネットがもっと大きな役割を担えるのではないかと考えさせられます。

 

 来日した際に、日本で描いた作品「INTERNET

 

しかし、ラファエルの作品が、Flashで作られているため、FlashをサポートしていないiPadで見られないというのは、本当に残念です。

Macapple)は、PCと違い、より芸術的な理解がある会社なはずなので、期待はしているのですが。 

 

 

 

 

 

Rafael Rozendaal(ラファエル・ローゼンダール)

 

1980年オランダ生まれ。作品のほとんどをWEB上で展開しており、自らの制作プロセスをプログラマーやペインターと共有し完成系へと持ち込む。かつてインターネット・アートのムーブメント"Neen"に所属していた(現在活動休止中)。

ブラジルの大統領だった曽祖父、画家の父、ファッション・ジャーナリストの母という風変わりなバックグラウンドを持つ。父は嚴格なカルヴィン派の農夫の家の生まれで、15人の兄弟がおり、1日に8回神への祈りを捧げていた。しかしある日信仰を捨て、アーティストとして活動。ブラジルを訪ねた際に出会った母と結婚したという。公式Webサイトには、アンディ・ウォーホールなど、ローゼンダール氏自身によるフェイク・インタビューが掲載されている。

 

Takuro Someya Contemporary Art

 

20065月千葉県柏に元工場をリノベーションした天井高 7m延床面積420?ある開放的でダイナミックな空間をもつギャラリーとしてオープン。TSCAでしか成しえない唯一無二の空間表現を所属、取扱アーティストと共に追求してきた。そのユニークな空間での発表は、若手アーティストにとって可能性を追求するきっかけであり、TSCAはあらゆる固定概念や既成の枠組みにとらわれない表現を試みている。

 

2010年には新たに拠点を東京に移し、より多くの人々にとってのミーティングポイントとなることをコンセプトとして設計されたスペースを開廊。マネジメントなど基本業務、企画展開催はもちろん、コミュニケーションから生まれるアートの可能性を模索し、今後より一層ギャラリーという枠を広げる活動を視野に入れている。

 

『あらゆるフォーミュラから自由なのが美術であり、人々の価値観を先導するインフラ的な振る舞いを、今後より深めていくと考えています。取り扱う作家にはそうした特性が高く、その意識をアクティブで柔軟に表すことのできるスケール感を求めています。そしてギャラリーがそのプラットフォームとなり、イノベーションの機会を見出すことを目指します』

 

所属作家は、アンテナ、飯田竜太、鈴木基真、タムラサトル、本城直季、松山智矢津吉隆、山下麻衣+小林直人、ラファエル・ローゼンダール。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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