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Second Life(セカンドライフ) - タイニーアバター検証(3):タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キット

2007/10/29 23:30
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ミキ・オキタWebClip ウェブデザインのニュース


とにかく小さい形状と、そのために必要なアニメーション

こんにちは。“時代の3歩先をねらうWeb屋さん”ミキ・オキタです。
このブログ「WebClip ウェブデザインのニュース」では、Webデザイン・Webマーケティングの話題をお届けしています。最近はSecond Life (セカンドライフ)が中心です。

先日より、別のオンラインゲーム「女神転生IMAGINE」に出てくる「エアロス」というキャラクターをアバター化しようと目論んでいる。
これまで、身体の一部を透明にするインビジプリム(透明化プリム)、身体を折りたたむためのアニメーションの優先度、そして身体を折りたたむアニメーションを常時再生しておくためのAO(Animation Override アニメーション・オーバーライド)について検証した。

なお、今回も検証でわかりやすいように、まずは「とにかく小さい形状を維持するアバター」をつくることを考えることにする。

20071014_aeros_s.jpg
参考までにエアロスの画像を再掲。

タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キット

残された課題はふたつ「折りたたんだ身体がはみでてしまわないように、手足や身体そのもののサイズを小さくすること」、そして「初期設定を上書きするために、最低限用意すべきアニメーションの種類」だ。
常時身体を折りたたんでいたとしても、足が異様にでかくてはみ出してしまっていたら元も子もない。なので、容姿の変更でアバターそのものの身体を極力小さくしておく必要がある。
また、AO(アニメーション・オーバーライド)の回で散々見たように、アニメーションは1種類ではなく、立つ、歩く、飛ぶ・・・など、用途ごとに複数用意しなければならない。ただすべてのケースを揃えるのは大変なので、優先度4のアニメーションにして最低限揃えることでこれを解決したい。

この課題を解決するために、Nobunaga Ogee氏作成の「タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キット」を解析することにする。
タイニーアバター(Tiny Avatar)とは、簡単に言うと、アバターの身体を折りたたんで小さくし、オブジェクトを身体をくるむことで、まるでぬいぐるみのような外見にしているアバターのことだ。エアロスアバターもこの類型ということになる。

「タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キット」は非常に良く出来ていて、骨にあうようにオブジェクをつくっていけば簡単にタイニーアバター(Tiny Avatar)がつくれてしまうというスグレモノだ。

20071027_img_3_1s.jpg
タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キット

Nobunaga Ogee氏のブログ - KUROBORO日記 (この方のセンスも素晴らしい)

使い方の説明 - 徹底解説・セカンドライフでオブジェクトを作る

ただし今回は「タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キット」をあえて解析して、そのノウハウを身につける。

「タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キット」にはシェイプが付属している。
これはタイニーアバター(Tiny Avatar)用に極力身体のサイズを小さくしたシェイプだ。比べてみると小ささがわかる。

20071027_img_3_2s.jpg
通常のシェイプ

20071027_img_3_3s.jpg
タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キットのシェイプ

アバターの身体のサイズは「容姿」の編集から、とにかくあらゆる身体のサイズを小さくすればよさそうだ。
また、最小化した状態のとき、性別も「女性」にしたほうが「男性」より更にやや小さくなれるようだ。

ボディクラッシャー(Body Crusher)に使われたアニメーションの種類

「タイニーアバター(Tiny Avatar)制作キット」には「ボディクラッシャー(Body Crusher)」というオブジェクトが付属している。
これを身につけると身体が小さく折りたたまれるようになっている。
内容を見るとわかるが、こればタイニーアバター(Tiny Avatar)用に必要なアニメーションを集めて設定したAO(アニメーション・オーバーライド)そのものだ。
この中身を見れば、初期設定を上書きするために、最低で何種類のアニメーションを用意すれば良いかわかるだろう。

「ボディクラッシャー(Body Crusher)」を解析すると、次のアニメーションが埋め込まれていることがわかる。

  • zig-stand 立つ
  • zig-walk 歩く
  • zig-fly1 浮く
  • zig-fly2 飛ぶ
  • zig-sit-prim プリムに座る
  • zig-sit-ground 地面に座る

細かい他の動作もすべてこの6種類の基本アニメーションで上書きしている。

もし、身体を折りたたんだアバターを作成するのであれば、これら6種類を用意して再生すればよさそうだ。
もし今回のように内容まで解析する必要がないのであれば、ファイル名を同じにしてアニメーションを入れ替えるだけでもいいかもしれない。

まずは検証に、限界まで身体を折りたたんだアニメーションを作成してみる。
これで事実上の最小サイズがわかるはずだ。

身体を折りたたむアニメーションだが、前々回の記事で紹介したAvimatorで作成する。
Avimatorでは、初期設定時は人体があり得ない角度にねじまがらないように、各関節ごとに動かせる限界値が決まっている。
しかし、画面上部のメニューから「Options」→「Joint Limits」→「Off」を選択することで、この限界値を解除することができる。

20071004_avi_3_1s.jpg
限界を超えて折り曲げる

各関節ごとに値を設定し、とにかく折りたたんでいく。

20071004_avi_3_2s.jpg
こんなになりました。

20071027_img_3_4s.jpg
再生するとこんな感じ。

ここまで検証してきた様々な技術を利用すれば、念願の「エアロス」アバターも作成できそうだ。
検証はここまでとする。

[女神転生IMAGINEについて]

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