お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

SGPをSAPと呼ぶのは紛らわしいのでやめましょうよ論争に見る業界情報のタイムギャップ

2010/08/24 14:30
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
ブログ管理

最近のエントリー

ここ2週間ほど、ソーシャルゲームの制作企業、Social Application ProviderをSAPと略すのはソフトウェア大手のSAPと見間違えてややこしいので呼び方変えてSGPにしない?という議論が起きていた。

 

議論自体については、「まぁややこしいのは確かで違和感を感じてたので変えれるなら変えた方がよいだろうし、独SAPの方が先に定着してること考えたらSGPにする方が、且つどうもSAPとの略称は日本ローカルっぽいことを踏まえてもいいのだろうな」というので特に異論はない。そうだよね、うんうん、でおしまいである。

 

本論の方はよってさらっと流すところとして気になっていたのは別のこと。なぜいまになってこの議論が起きたのか。もっと早く起きなかったのはなぜか。

 

一連の議論を見てると、mixiの2009/4/23の発表資料の中にSAPという略称が出てきたのがどうも起源になる様子である。つまり、1年数カ月ほど前から用語としては使われていることになる。

 

ソーシャルゲームというカテゴリーの注目度が高まったのが、ここ最近であり、メディアに出てきたのも最近だからやっと議論になったという言い方もできる。出来るのだが、独SAPのポジションとプレゼンスを踏まえると、もっと早く出てきてもおかしくなかったという言い方も十分に出来る。

 

つまり、言い尽された議論のリフレーズなのであるが、相変わらず所謂古典IT業界とネット業界(というかモバイル業界を別枠とするか統合してみるかなど別枠議論もあるがここでは割愛)、では文化が切れてるし交流も無いのだよなぁということを改めて確認させられたような気がしている。

 

いまどきのネットベンチャー、モバイルサービスのスタートアップというのはクラウドを使ってAmazonS3でなんたらかんたらという記事やBlogはたくさん見かける。今日もそれによってスタートアップファイナンスのトレンドが変わってきてるのかという金融畑の方の考察を眺めていた。つまり、もうスタンダードに定着した現象であるとの認識がされているということである。

 

それでもなおかつ、1年以上もSAP混同問題は放置されていたという事実が目の前にある。

 

あまりはっきりした結論や考察は無いのだが、「なんでしょうねぇ、これ」と思うのである。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー