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サイボウズのワークライフバランス支援制度改定

2006/07/31 18:22
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プロフィール

渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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こういう話こそ自由度の高いBlogだからこそ取り上げておきたい。細々と書く前にまずはリリースから(引用内のフォーマット変更は筆者。内容は原文まま)。

育児休業:
最長6年間 (小学校就学時まで) 休業可能。
休業回数は特に定めない。

介護休業:
要介護状態に問わず最長6年間休業可能。
休業回数は特に定めない。

内容としては読んだままである。ちなみに、給与は時給制、賞与も勤務時間に応じてとのことである。
 
長くなるが、趣旨も引用するとこのようになる。

最近は女性が業務上重要なポジションに就く機会が増え、男性は家庭での役割が増しつつあります。このような社会的変化により、企業では社員の仕事と家庭の両立を支援する環境整備が求められています。

今まで当社でも、社員を重視した環境整備に重点を置き、法令に準じて育児や介護などの支援制度を推進してきました。育児や介護は多くの社員が経験する重要なテーマですが、それを支援することが社員の働く環境に対する満足度を一層高めることにつながると考え、今後は更に社員のモチベーションを高め、能力を最大限に発揮していただけるよう、この度ワーク・ライフ・バランス支援について大幅に見直し改善いたしました。今回の試みにより、有能な人材を確保し、業績に貢献する高い成果を出すことで企業価値の向上に努めてまいります。また企業の社会的責任を果たすためこの取組みを強化し、国の推進する少子高齢化対策へも貢献してまいります。

現実を考えると、前例の記憶がない制度であることと、この手のものは現場運用こそが大事なため部署や同僚の協力の方が結局は肝になるため、実際は動かしてみないとなんとも言えないところはある。

とはいえ、まずはこのような判断が下されたことは評価したい。競争し収益を上げ、ユーザーに満足してもらった結果株主に報い云々というのももちろん大事な話であるが、従業員もまた企業の大事な構成員である。なにより社会で生きる一個人として、企業というスキームより先に存在して日々過ごし生活している訳である。

実際やってみると、当初予想もしなかった問題が出たりすることだろうが、あとは単純に出来てる出来てないというよりも、やり遂げようとしているか否かで判断される類の挑戦だろう。世の中派手な話題が飛び交っていて一見地味で見過ごされてしまいそうなところであるが、こういった動きは大事に取り上げたい。上辺の話も良いが、世の中ベースとして何に支えられているか、である。

ちなみに、周囲の友人たちからも良い評価が返って来ている。

ついでというか、さらっと流してしまっているが、同時に定年制も廃止されている。これまた運用依存するものであるが、オフィシャルにアナウンスしてしまうのは面白い。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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