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UIEvolutionはソフトビジネスかメディアビジネスか

2006/04/20 11:26
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プロフィール

渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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UIEvolution Inc.もしくはネット時代のデジタルライフスタイルの中島さんが来日されている。一度是非ということでお誘い頂いたので、午後に日本オフィスを訪問し、晩に関係者の集まりを開催させて頂いた。
 
 
昼の部
 
日本法人代表の今野氏にも同席頂き、広範なテーマで意見交換。アプリケーションからコンピューティング、NGNを含めたネットワーク周りからモバイルを含めたマルチデバイスの動きまで業界動向について一通り。

最近思いを強くしているのだが、ソフトウェアやコンピューターのことをある程度理解していないと何が起きているのか掴み難くなっているように思える。ハイテク業界もそうだが、抽象的なものを伝えるためにバズワード、マーケティングキーワードに落とし込んでコミュニケーション設計を行うことが多い。これは方法として仕方の無いところだが、説明のしにくい技術要件を伝えるために作られた言葉であり、言葉の側が実体そのものではないことを忘れてしまうと、理解がどうしてもブレてしまいがちになる。

上に乗っかるものはインフラの根本的な変化の影響を受けることになる。チップの層まで変わろうとしているときに、今のあり方を前提として物事を考えても正解は出てこない。

さて、反対側で同時に出てくるのが、UIE、UIEJapanは何ビジネスなのかというところである。提供しているものはコンテンツを意識した軽量のプラットフォーム。ミドルウェアとなる。しかし、話をしているとコンテンツビジネスの話がやたらと出てくる。この基盤がコンテンツ配信にどのような役割を果たせるのか、コンテンツ側と上手く繋がりを作って事業を育てていくにはどのようなアプローチが良いのか。

この会話の半分はメディアビジネスの感覚になるんじゃないだろうか。旧来のメディアの感覚ともまた違うものになるが、ソフトウェアやSaaSという言葉の範囲に収まるものでもないな、というのがやりとりして肌で感じられたものとなった。
 
 
夜の部
 
面白い人が掴まった際に、関係者集めて話をする、もしくは呑む集まりをときどき開催している。今回もせっかくなので、ということで囲む会に。

話をしていて気になったテーマは、

・サービスビジネスのプライシング感覚

SIにしても、他にしても、サービス系のビジネスの価格感覚や取引ルールが世の中で共有されていないのは各所で問題化しており、やはり宜しくないのではというところ。広告からソフトから製造物や箱モノのロジックで全て片をつけようとしていてネックになっている。ポロっと口にすると、実に様々な角度から賛同のコメントを頂いてしまうことに。

・メディアのありどころとハンドリング主体
このテーマも既に全体像が見えないくらい問題が拡散しており、どう物事を収めていいものか分からなくなってしまっている。そのうち落ちるところに落ちていくのだろうとは思うが、販促系のプロフェッショナルの片と延々話としていて、どこが主体なのかどんどん話上で分からなくなっていった。最終的には、複数の均衡点に落ち着いておしまいということになるのだろう。また、均衡点がどことどこになるのか、現在の事業環境を前提とするとなんとなく分かる。しかし、経過で何が起きるのか、どこが伸びてどこが落ちるのかを考えると微妙なところである。

他、手前のテーブルではネットサービスの突発的企画会議も開かれていたようである。

また折に触れてやりましょう>過去含めてご参加のみなさま

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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