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Google Calendar

2006/04/13 13:09
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プロフィール

渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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噂されていたカレンダーサービスがリリースされた。

Simplify. Organize. (And relax.) Organizing your schedule shouldn't be a burden. That's why we've created Google Calendar – our free online shareable calendar service. With Google Calendar, it's easy to keep track of all your life's important events – birthdays, reunions, little league games, doctor's appointments – all in one place.

詳しめのガイドツアーはこちら(英語版)。CNETの記事はこちら。ちなみに、米国版の記事ではビデオまで既に掲載されています。

早速寄ってたかって使ってみた所感をまとめてみたい。
 
 
単体機能実装面

Googleの説明はこれ。

Using Google Calendar, you can add events and invitations effortlessly, share with friends and family (or keep things to yourself), and search across the web for events you might enjoy. It's organizing made easy.

平田さんによる意訳はこちら

インターフェイスがブラウザベースで、Apple iCal を使っている人にはわかりやすく、よくできています。Event の検索や、30boxes のような QuickAdd、アクセスコントロール、地図連動、Gmail との連携など、結構作り込まれている印象です。日本語も通るようです。これはいいですね。プライベートなスケジュールは移行してしまいたいところです。

使い勝手としては、いわゆるAjaxの世界。手触りは30Boxesのサービスに近いところがある。おそらく、模倣したしないとかではなく、感覚のデファクトがその辺にあるということなのだろう。

Modern Syntax、モダシン氏の一通り感想はこちら

もうデスクトップ・アプリと遜色がないユーザインタフェースがすばらし過ぎます。新規イベントを作るときも開始時間から終了時間までドラッグするだけ。で、イベントの移動もマウスでドラッグ&ドロップだけ。イベントが重なっているときもちゃんと重ねて表示するし、日をまたぐようなスケジュールの場合もちゃんと処理しようとするし。

イベントのリマインダとしていろんな人にメールアドレスも登録できるし、設定すればスケジュール時間中はGTalkのステータスもBusyに自動で変わるっぽいし。

遜色が無いというか、操作感の柔らかさはその辺のクライアントアプリよりも高いかもしれない。
 
 
連携系

周辺連動について、秋元さん宅をお借りしつつ。機能サマライズは相変わらず良くまとまっています。

他の Google ユーザとの共有カレンダーの作成

複数カレンダーを重ね合わせた個人カレンダービューは、日、週、月、4日先、リスト形式、での表示を持つ
個別カレンダーへの色づけ機能

各国祝日データのオーバレイ、iCal などの外部カレンダーの取り込み、他ユーザとの共有カレンダー

イベント詳細まで公開するモード、イベントの存在(時間が空いてないこと)だけを公開するモード、非公開モード

公開レベルによっては Google 検索から登録カレンダー/イベントが見えるようになる

まず、カレンダ情報は、登録したユーザーとの共有が出来、またパブリックにするとサーチ対象となる。イベント単位での情報シェアが出来るので、Googleとしては、時間軸という資産を手に入れたことになる。
 
また、一つ拡張すると面白いと感じているのは、イベント単位でディスカッションボードを持てること(詳細機能は見てないので、評価判断はまだ甘い段階であることは付記しておきたい)。今後どう進化させるか分からないが、SNSの新種と捉えても良い。個人的にはSNSは分散モデルに行き着くものと、特定サイトに集積するものに分かれていくと読んでいたが、メジャーサービスで分散型が普及するトリガーになるのではという感触がしている。

特定イベントにリンクさせた Google Calendar パーツを自ページ上に貼り付け可能

マーケティング面で見ると、パーツごとにコンテンツ流通できるのは便利。どれくらい使われることになるのか。

ざっと使ってみての印象だが、サービスとしては個人向けとして100%作られている。この先、検索のアプライアンスのように、ゆっくり長い時間をかけてB2B向けを出していくことになるのだろうか。

前々から一部では、特にお客さん向けには話していることだが、サービスを利用するリスク、ロックインの弊害という話がある。端的まとめがあったのでご紹介したい。迷いの感覚も含めて良く分かる。

これでGoogleは、我々の時間軸を手に入れたことになる。Googleの手の中で遊んでいる僕ら。すごいなぁ、便利だなぁと素直に喜びつつも、え、それって大丈夫なの?...。なんて気持ちもわいてくる。どんどん便利になっていく代償を僕らはどこに支払っているのか...とか、ちょっと考えてしまったのだけれど....。流行?の言葉でいうとアテンション(何を、どこで、だれが、いつ、どうしようとしたい(したかった)か)を売ることで僕らは便利を得る。ま、そういうことなんだろうな。それはそれでいいのかなぁっと想ったり。ただ、やっぱり手の中にいるリスクってーのは考えておかなくちゃ行けないだろう...なんて...どうでもいいことをいろいろ、考えた。

ここで語られているのはデータ依存というよりも、もう少し根の深い話になる。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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