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Feed Business SyndicationとRSSの事業化ステージ

2005/07/09 10:35
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渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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XML/RSS Feedの普及とビジネスへの活用を訴求するコンソーシアム、Feed Business Syndicationが設立されたというのは先週のこと。幾つかのメディアでも報道されているのでご存知の方も多いかと思う。早速カンファレンスも予定されている。

主な参加社や設立の経緯は直接読んでいただくとして、補足で出されていたテクノラティ(もちろん、コンソーシアムの参加社)の佐藤さんのエントリに面白い指摘があったのでご紹介したい。
 
 
技術の市場化ステージとは

まず、技術が市場認知され、普及していくステップが経験を踏まえて紹介されている。

私論ですが、技術がブレイクする為の条件として3つのステップがあると思っていて、はじめのステップは、その技術に対する認知度が一定水準を超えている事、2番目のステップはその技術が生み出すプロフィットイメージが共有されている事、そして最後にその技術マーケットに対する投資活動が表面化してい事がそれにあたります。

付け加えるとすると、普及のトリガーとなる名称だろうか。RSSという名称自体が一定レベル以上の普及を妨げているのでは?という指摘も度々される。例えば、近いところだとメディア・パブの「消費者に向かって,技術用語“RSS”を使わないように」や切り口はやや異なるがRSSマーケティングガイドの「RSSアイコンをクリックした後のユーザビリティ向上」など。
 
 
RSSのステージ
 
本筋に戻すと、上記の3条件のうち認知の一定水準は事業者の側では出つつある。ただし手探りでごく一部の人間が分かり始めている段階といえる。投資活動については米国で専門ファンドが設立されるなど着実に増えている(このファンドについてはグロービス小林さんのように懸念を表明している声もある)。

さて、真ん中のステップになるプロフィットイメージの共有となるとどうだろうか?確かに資金流入があり、なんだか儲かりそうだという風に盛り上がっているが、誰にどの程度どういう形でメリットがあるかと問われると今ひとつあっちとこっちの声が揃っていない。

佐藤さんの見解は以下の通り。

XML Feedの市場はまだ無いに等しく、感覚的なステップ論で言うとまだまだはじめのステップの途中位かなぁと思います。そんな環境の中でFeed Business Syndicationの役割としてはまずはファーストステップのXML Feedの認知度向上が主たる機能になるのではないかとイメージしています。

ツールもサービスも出始めであり、まだまだこれからといったところでしょうか。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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