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Bloglines創業者マーク・フレッチャー氏初来日とショートインタビュー

2005/05/13 11:17
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渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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Bloglinesの創業者であるマーク・フレッチャー氏と米Ask JeevesのSenior VPであるアポストロス・ジェラスリス氏が揃って来日ということで開催されていたPrivate Partyにご招待頂いたので参加してきた。
 
 
初来日になるマーク・フレッチャー氏はBloglinesの前にはeGroups(後、Yahoo!に売却)にも当初から関わっており、今回のBloglinesで二度目のExitを果たしたことになる。会場同席されていた、トランスコスモスの永倉さん(トランスコスモスの米国投資事業の元締め)曰く、「彼は事業で一切売上を上げたことはない。でも、100万人も200万人も利用するサービスを作り出すことが出来る。そういう類の天才」。はてなで類似のサービス開発を行っている伊藤直也さんが真剣に話に聞き入っている様子が印象的だった。

「資本傘下に入ってしまったので、Bloglinesの今後についてあまり詳しいことは話せなくなってしまった」ということで、明確にこれからこうして行きたいという言葉をが語られることはなかった。しかし、幾つかのやり取りと最近のサービス開発状況から今の立ち位置を整理してみたい。

まず、ベースラインとして、戦略の意思決定がどこなのか。親会社アスクジーブスや更に上などの全体戦略を前提にして動いているのかそれとも自由度が高いのか。この点については、基本的に、自分たちの思うとおりにやっているとのこと。つまり、彼らが今後どうなっていくかは、彼ら自身とサービスの進化を見ていれば大体分かることになる。リーダーから情報ポータルのような進化を見せ始めている路線はしばらく継続されるだろう。

使っていて困ったことはあるか、と逆に質問をされたので、登録フィード量が多いと、どうしてもごちゃごちゃしてしまうこと、フォルダ管理のように階層構造を作ったり一度登録したものの編集がしやすいようになれば助かると答えたところ、「ツリー構造を使えるようにするのは、大きなチャレンジだね。難しいところだよ」とのコメント。方法は決めてないが、どうにかアプローチしたいと考えている様子が窺えた。

その他、視野に入れていそうなのが内部検索。おそらくネックになっているのはシステムインフラの方で、環境が良くなれば出てくると推測している。ウェブ全体のRSSではなく、自分の登録しているフィードのみ、登録しているグループ単位を対象にしてサーチ出来ると非常にありがたい。今まであるようでちゃんとした形ではなかったところになる。
 
時間を区切ってのオフィシャルなインタビューではなく、フリーディスカッション形式だったため、詳細な話を聞くことは出来なかったものの、どういう雰囲気の人が裏側で動いているのかを肌で掴むことは出来た。肝心の問いである、なぜBloglinesを始めたのかというのを聞くことは出来なかったものの、どうやら6月に再来日する予定とのことなので仕切りなおしとしたい。
 
 
その他、会場にはアスクジーブスジャパンCEOの塩川氏や同COOの樋口氏なども来られており、サーチからメディア広告の分野についての意見交換を随分とさせていただいた。また、アポストロス・ジェラスリス氏とは、日米のBlogコミュニティの違いについてなどなどのやり取りを頂けたが、このあたりの話は別テーマとなるので、改めてのエントリとしたい。

参考:SEMリサーチ「アスクジーブスジャパン主催のパーティー

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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