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街中をホットスポットに、シカゴでも

2005/03/16 02:05
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渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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都市全体をホットスポットで埋め尽くしてデータ通信インフラとしてしまおうという話は過去何回か取り扱ってきた。近いところで「都市内Wi-Fiホットゾーンは公共サービスとなるのか」この記事。

Philadelphiaの事例で、

全米各地で類似の試みを検討している200程の自治体の先行事例となること。上手く行けば、本プロジェクトの知見を移転する形で全米各地に巨大なWi-Fiネットワークが構築されていくことになるかもしれない。

こう一言していたが、広がりつつある。
 
 
大都市シカゴ
  
今回は、 Chicago。紹介されているのは、地元紙(と言って良いのだろう)のChicago Tribune。記事は「Citywide hotspot planned」。

Chicago officials took the first tentative steps Tuesday toward installation of a citywide wireless network that would allow residents to connect to the Internet from kitchen tables, school desks and office work stations and provide City Hall with a major source of new revenue.

planned、と言うのがやや弱いが、主要都市で出てきた話というのは興味深い。

Philadelphiaと同じく指摘されているのが値段の安さ。

Service probably could be provided more cheaply than what people now pay for wired Internet service, Burke said.

既存の有線ネットワークよりも手軽に利用できる計画が立てられている。

また、現時点で既に公共図書館でのサービスは提供されており、

Aside from scattered businesses that charge a fee, the biggest provider of Wi-Fi service in Chicago is the city's public library system. People with laptops can connect for free at 78 locations that have installations that "provide high speed data into communities and bring people into the libraries," said Christopher O'Brien, the city's chief information officer.

細かいところをちょっと無視すると、無料で使える無線LANサービス提供者としては一番大きい事業者になるという。よって、そのまんま街中に広がるという感じになる。

記事の後半は、アンテナをどうやったら低コストで管理運営出来るかという話題になっているが、前回記事でも触れられているところなので割愛する。
 
 
普及の影響
 
さて、こうなると、モバイル系のサービスが伸びるんじゃないかと容易に想像が付く。順調に主要都市に広がった場合、Skype携帯やPodcastといった音声系で持ち運びを想定したサービスの普及条件が整う。車で移動中にちょっとした番組データを落とす、エリアの限定されているフランチャイズやパパママストアの通信インフラに使われるなどローエンドはシフト出来る。

起きる起きないよりも、どの程度の普及数がユーザー行動の転換点になるのかを今後のポイントとして見ている。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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