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RSS広告 / Bloglines Web Services

2004/09/29 18:51
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プロフィール

渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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小ネタ記事を二つほどまとめて。
 
MoreoverのRSS広告
 
CNETの記事、「RSSフィードに広告を組み合わせたサービスが登場」でも紹介されている通り、ニュースアグリゲーションサービスを提要しているMoreover TechnologiesがRSSへの広告配信を開始した。事業としては

Moreover Technologiesは、ウェブ上にある各ニュースサイトから配信される記事の見出しを、ユーザーが好みに合わせて収集できるサービスを開始した。この無料サービスは広告収入によって運営される。

ニュースアグリゲーションを行って広告を配信するというサーチエンジン広告の特殊例と解せるモデルとなる。

記事中には同じくFeedsterの事例も挙がっているが本質的な違いはない様子なので、割愛。

いずれにせよ、そのうち出てくるでしょう、何度か取り上げているRSS広告が実際の事業モデルに落とされた形で動き始めていることになる。どう動いていくのかじっくり見守りたい。
 
 
Bloglines Web Services 
 
早くもblog.bulknews.netの(もしくは、bulkfeedsの)宮川さんが実装していたりと、既に活用され始めているが、BloglinesがAPIを公開した。動きとしてはこちらの方が面白い。

wingedpig.comの同名エントリを参照。

So what does this mean? If you're a desktop aggregator developer, you can use Bloglines to provide a sync'ing capability for your users. And you don't have to worry about supporting the different RSS and Atom formats (and various imperfect feeds), because Bloglines normalizes all data.

RSSアグリゲーションのアプリを書いている人であれば、データ元としてもちろん使える。AWSに似ているという発言があちこちであるが、同じような感じでウェブ上にサービス公開をしたりちょっとしたアプリを開発する人は増えることだろう。

もうひとつ、こちらの方が社会的実利は出るかもしれない。

If you're a publisher thinking about entering the world of RSS, you don't have to worry about thousands of desktop aggregators pummeling your servers into oblivion. With the Bloglines Web Services, Bloglines acts as a feed cache, insulating content providers from bandwidth problems.

このところ、RSSのトラフィック増がちょっとした問題になっている。例えば、CNETの記事「マイクロソフト、増大するブログのトラフィックに苦慮」が良い事例となっているが、サーバーとネットワークのリソースをどう振り分けて大量のBlogへのアクセスを捌くかというのが問題の所在である。

この点、Bloglinesは一種のキャッシュのような役割を果たしてトラフィックの総量を抑える役割を期待出来る。

どちらもこれから、というもの。動向が気になっている領域なので、備忘録も兼ねてエントリしつつ動きを見守りたい。

−−
Bloglinesの方は話として面白いので、以前ご登場頂いたレッドクルーズの船木さんに感想を伺ってみた。

以前ReadOneの中でRSS2RSSというのを作ったことがあります。自分のブログのRSSを登録すると、自分の書いた記事の関連記事をReadOneのサーバ内から探してまとめてRSSにして返す、という仕組み。

RSSがある意味プロトコルになって、再編集が繰り返されるときっともっとパーソナライズされた質の高いコンテンツが生み出せるのかなと思います。

どちらも非常にRSS的で、これから伸びてくる領域なのだろうと思っている。BlogやSNSの普及タイミングが早い米国市場ではRSSの再編集というテーマは随分と議論されている。早晩サービスとしても出てくることだろう。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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