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企業のBlog利用6分類

2004/08/17 18:20
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プロフィール

渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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盆が明けつつあるからか、更新していないBlogを訪れる方が多い。なんだか心苦しいので書き溜めの中から一本。
※なお、本エントリの参考資料はまとめて翻訳中です。その内書庫に置きますので、興味のあるかたはこちらを参照の上登録申し込みください。
追記:翻訳しつつあれこれ考えているうちに、eNartural.orgにて”ざっくり日本語”が公開されていました。コグレさん、ありがとうございます。

CorporateBloggingBlogという名前そのままのサイトにて、「Six Types Of Business Blogs - A Classification」という企業Blogの利用場面を六つに整理分類したエントリがある。

すっきり綺麗で分かりやすい。まず、図を見ていただくのが早いだろう。

これだけでも直感的に随分と分かるのではないだろうか?

At least, that's what I think and suggests. A recent post and discussion got me going on this.

ということで、この分類の意味合いやそれぞれのグルーピングの定義用法にしてもまだまだ進化していきそうではある。ではあるが、分類を作った理由として

Why do we need a classification at all, you might ask. One situation I have in mind is when a corporate communications manager seriously wants to investigate the potential benefits of blogging.

まず、どういうメリットがあるのかを現場でも掴みやすくなること、

with the help of a filter of some kind - a classification - research and discussion would be much easier. It would also make it less confusing to talk about "blogs" on a general level.

今後議論をするにも分類軸と共に達成目標が緩く共有された状態だとやり取りがしやすい。こちらも議論に参加する感じで気楽にご紹介してみたい。

ポイントを引きつつ順番に。
Sales blogs - external

Purpose: To market or sell products/services, make citizens aware of public services, get donations for charities or political parties etc.

「誰?」の項目を見ると企業内Bloggerも範疇に入っているようだが、先週の渡辺さんとの議論Curated Consumptionに現れているように企業外部の人の力も大きくなっていくだろう。第三者のフェアな意見というのは信頼を生みやすい。情報過多の問題は信頼性の欠如に結びつきやすいため、信頼の獲得はセールス活動の障害となる。この定義については拡張の余地があると考える。
※とはいえ、定義範囲はCorporate blogなので現時点で無理に広げることは無い。

Relationship blogs - external
開設されている企業Blogを見るとこのパターンが多い。

Purpose: To create, uphold or strengthen relationships.

広報、IR、あるいはマーケティングの一環である。マイクロソフトやSunの社員が書いているのはこの分類、マーケティングと解するとすっきりする。

Branding blogs - external

Purpose: To strenghten the brand, the profile, of the publishing organization or individuals within it.

GoogleのBlog「GoogleBlog」が該当するだろうか。広報、マーケティングとの切れ目をどこに置くかは人により差が出るだろうが、特定商品などに紐づかないコーポレートブランディングと同義だと考えている。

以上が対外的な目的のBlog、以下は社内向けのBlogとなる。ビジネス的には、おそらくしばらくの間内部向けの方が面白くなるに違いないと踏んでいる。

Knowledge blogs - internal

Purpose: To give employees information and insights relating to their work assignments; news, business intelligence, reports about ongoing projects etc.

これは一般的なBlogの使い方を社内で実装するという方法になる。メールや掲示板、グループウェアでの情報共有にBlogというツールが加わったという理解が良い。特性については、基本個人の情報発信、プル型などいつものBlog特性が他のメディア/ツールに比べてどこが便利かという話なので、使い分けについては今後個別に模索されていくことでしょう。日立のBOXERなど国内でも専門サービスも出てきていることから、良い事例を見つけられたらご紹介したい。

Collaboration blogs - internal
プロジェクト管理ツールとして、メンバー用のBlogを立てるという話は身の回りでも聞く。いわゆる、”plog”である。

Purpose: To provide a working team with a tool for research, collaboration and discussion.

しかし、実際使っている方に伺いたいところだが、plogをやる場合、スムーズでスピーディな情報共有が必要になるとプル型になるのは不利な点もある。更新タイミングが分かるツールは付加的に欲しい。となると、手早くRSSリーダーなどになってしまうのだろうか?

Culture blogs - internal
最後のいち分類。実はこれをどう評価するかを一番読んでみたかった。

Purpose: To strengthen organizational culture. Typically through informal content of social or non-work related character.

これはもうナレッジマネジメントというよりは組織文化作りである。また、Knowledge blogsが拡張していくと自然とCulture blogsになって行くはずである。が、肝心の評価については、分類定義どまりで書かれていないので消化不良になっている。また続きがあるだろうから、見つければまとめたい。

ざっとかいつまんでご紹介してみたが、しっくりくるものだろうか?

I don't believe we ever will find a classification that all bloggers feel comfortable with.

と本人も最後に追記しているように、分け方そのものもまだ検討余地がある。米国では分かりやすくても日本では使いにくかったりするかもしれない。モデルのローカライズも視野に入れつつ、継続ウォッチリストに加えて本エントリは締めとする。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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