先週のゲストブログ、川野俊充さん、どうもありがとうございました。
「何も気にせず、自由に、好きなように書いてね」と彼に頼んだ結果の1週間でした。楽しんでいただけたでしょうか。
ハッカーの話、アニメの話、デザインの話など、僕がほとんど取り上げない話題も多く、1人の読者として、大いに楽しみました。アクセスログを見て普段行かないサイトを散策したりして感じたのは、特にアニメとかアップルのような濃厚なコミュニティが存在する世界では、そのコミュニティにとって関心のある内容で、それが面白いものであれば、ネット上のどこで書かれようと瞬時に誰かがすくいとってコミュニティ全体に知らしめるシステムが、もう既に完成の域に達しているんだなぁ、ということでした。
さて、今日は、ダイヤモンドLOOPと、産経新聞からの転載をどうぞ。
まずは、ダイヤモンドLOOPに連載中の「米国ハイテクワールドに学ぶ破壊的創造のマネジメント」からの転載で、LinkedInのCEO、リード・ホフマン(Reid Hoffman )氏へのインタビュー「ビジネスマンの人脈をつなぐ米国版出会い系サイトの真価」(2004年4月号掲載)。
ホフマン氏の言う「プロフェッショナルのネットワークは、持てる者と持たざる者との間で成り立つ非対照的なもの」という認識は面白かったです。
もう1つは、産経新聞「正論」欄(2004年3月6日掲載)に書いた「ネット上に増殖する「Blog」」です。
こちらは、「50代以上、インターネット経験たぶんほとんどなし、Blogなんてもちろん見たことも聞いたことなし、しかし知的レベルはけっこう高い」という読者層をイメージしながら、「テーマは現在アメリカで増えているという「Blog論」でお願いします。大統領選をも左右する新しい動きと聞いています。分かりやすく解説してください。原稿は13字×140行です」という依頼に応えるべく努力したもの。苦労しました。ご笑覧ください。