2/18 Forbes誌の特集の続き。同じくForbes誌の「Largest Private Companies」特集は、考える材料をいろいろと与えてくれる。
これはForbes毎年恒例の企画で過去の記事も1996年の分からはウェブに載っている。日本でも、間接金融から直接金融の時代に本格的になっていくにつれ、公開企業の意味が真に問われていく時代に入るので、米国の非公開大企業について知ることは重要であろう。
このサイトの右上の「VIEW LIST BY」のところに行って、売り上げ順のところをクリックすると、売上高ランキング表が出てくる。従業員順のところをクリックすれば従業員数ランキングが出てくる。
売上高第一位は穀物メジャーのカーギル。細かい企業名や数字はともかく、売上高$5bil(約6,000億円)を越える企業が20社。従業員数20,000人以上の会社が39社もある。
産業別に見れば、成熟した製造業、建設産業、サービス産業、リテールが圧倒的に多い。こうした分野で株式公開している日本企業に、なぜ公開していなければならないのかを改めてきちんと問うと、案外、答えに窮する経営者も多いに違いない。