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モバイル検索市場でもGoogleは脅威?

2006/08/24 18:58
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渡辺隆広

日本でSEOを始めた第一人者として知られるアイレップサーチエンジンマーケティング総合研究所 所長の渡辺隆広氏が、競争の激化する検索市場をビジネス、マーケティング、テクノロジーの各方面から掘り下げます。
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「モバイル検索」をテーマにした第1回「エマージングビジネス勉強会」(主催:グリー株式会社、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)に参加してきました。ウェブドゥジャパン、シーエー・モバイル、ビットレイティングス各社から招いたパネリストの皆さんでディスカッションが行われました。

モバイル市場の現状から各社の検索への取り組み、課題、今後の展望などについて話をされていたのですが、各社とも「モバイル検索勝負」というよりも「モバイル検索で失敗しても他の事業で成功すれば・・・」といった印象を受けました。KDDI au はGoogleと、ソフトバンク(ボーダフォン)はYahoo!と、NTTドコモは中立的立場といった状況の中、前提としてモバイル検索においてもGoogle、Yahoo!は優位であるから、ということでしょう。

しかし、「ソフトバンクとYahoo!」と「KDDIとGoogle」の関係は本質的には異なるものでして、ソフトバンクがYahoo!以外の検索を選択する可能性はかなり低いのに対してKDDIは別にGoogleでなくても構わないのです。つまり、PCの検索市場にて強いプレーヤーの中から選択肢としてGoogleを選んでいるのであって、もしもモバイル検索においてもっとユーザーに便利な、驚異的なサーチを実現する会社があればKDDIは提携先を切り替えてしまう可能性は十分にあるでしょう。

特に、7月20日から公式メニュートップに設置されたGoogle検索の精度はお世辞にも良いとはいえない状況で、GoogleもKDDIも手探り状態です。PCで培ってきたアルゴリズム技術、特に「良いサイトとは何か?」を特定するための手段をモバイルの世界に適用できない状況においては、どの会社にも革新的な技術を開発してモバイル検索を制覇するチャンスは十分に残されているわけであり、そんな意味で今回参加された3社はもちろん、他の会社にもぜひGoogleを超えてみせるという意気込みでがんばってみてほしいものです。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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