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「モナリザの声」

2006/05/18 13:55
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渡辺隆広

日本でSEOを始めた第一人者として知られるアイレップサーチエンジンマーケティング総合研究所 所長の渡辺隆広氏が、競争の激化する検索市場をビジネス、マーケティング、テクノロジーの各方面から掘り下げます。
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昨日、電車内の広告で見た「モナリザの声」で検索してねというMSNの「ダ・ヴィンチ・コード特集」。今日早速検索してみたが、それらしきものはGoogle、Yahoo!、MSNいずれでも表示されない。広告掲載にSEMが間に合わなかったのか?そんなはずはなかろうともう1度よく見直してみたらありました。MSNサーチの検索結果の3件目。

2006年5月18日13時時点のMSNサーチの検索結果、広告枠よりf

ただし、検索すると常に表示されるわけではなくランダムの模様。これでは「見つからない」と思ってあきらめてしまう人が多数出てくるでしょう(2006年5月18日13時時点)。

この広告、「モナリザの絵はみたことあっても声は聞いたことないでしょう?」と興味を誘った上で、聞きたければこちらへどうぞということで検索を促しているので、広告の手法自体は良いと思うのですが、検索で見つけられないのではしかたがないですね。ナチュラル検索を見ても「モナリザの声」で最適化することは非常にやさしいレベルなので、あらかじめSEOをしておくのも手だったでしょう。

これに限らず、最近は広告で検索ボックスを模してキーワードを入力するよう促しているものが多くなっていますが、「なぜ人々は検索するのか?」「なぜ検索させたいのか?」というマーケティングの視点が欠落している印象を受けます。単に検索ボックスと言葉を入れておけばみんなが検索してくれるわけではありません。自宅や職場につくころには既に忘れていそうなキーワードを設定しているもの、キーワードは設定しているけれども誰もこれは検索しないだろう、というようなもの。こうした試みはまだ新しいので、とりあえずやってみようという広告主が多いので仕方がないのでしょうけれども。

[追記] 5月22日

「モナリザの声」で検索して本来誘導すべき公式のMSNキャンペーンはダ・ヴィンチ スペシャルサイトです。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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