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「Google Pack」の真の狙いはどこに?

2006/01/07 14:31
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渡辺隆広

日本でSEOを始めた第一人者として知られるアイレップサーチエンジンマーケティング総合研究所 所長の渡辺隆広氏が、競争の激化する検索市場をビジネス、マーケティング、テクノロジーの各方面から掘り下げます。
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ラスベガスにて開催中の「2006 International CES」にてGoogleが「Google Pack」を発表した。Google PackはGoogleツールバーやGoogle Earth、Picasaなど今まで世の中を騒がせてきたGoogleのアプリケーションの他、他社のウイルス対策ソフト(Norton AntiVirus)やスパイウェア対策などPC生活を便利にするアプリケーションを集めたパッケージだ。今回公開されたベータ版は英語のみで日本語版は残念ながら公開されていない。

Google Pack
http://pack.google.com/

便利なアプリケーションがまとめてインストールできる・・・とはいえ、特にこのブログをお読みになっているような方の多くは既にインストール済みのものが多く、パック化されてもあまり関心を持たないのではないだろうか。「Googleブランドをデスクトップ上で展開するため」が狙いと考えても、わざわざダウンロードするだろうか?という疑問も浮かぶ。

色々と考えた末、Googleの真の狙いはこのパッケージをPCにプリインストール出荷させたいのだろうという結論に行き着いた。デルなど一部のPCメーカーはGoogleツールバーをプリインストール出荷しているし、また多くのPCメーカーはウイルス対策ソフトや画像管理ソフトなど一般消費者向けのアプリケーションをプリインストールしている。これらの代替アプリケーションとしてGoogle Packを搭載・出荷してもらえばいいわけだ。

特にGoogle Packには「Google Updater」というソフトウェアを最新の状態に保つ機能が搭載されている。これを何らかの手段でPCにインストールさせることに成功すれば、これを突破口に今後リリースするであろう様々なサービスやアプリケーションをデスクトップに配達するインフラ構築に成功する。

マイクロソフトの牙城であるWindowsデスクトップ領域に入り込むためにもGoogle Packはその配布形態が成否を分けるのではないだろうか。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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