ITジャーナリストの林信行氏がモディファイの「iPhoneプラットフォーム事業」の戦略アドバイザーに就任した。
同事業はiPhoneに最適なユーザーインターフェースを備えたウェブアプリケーションやウィジェットを法人向けに提供するもの。今後、林氏はモディファイにおいて、iPhone上でのモバイルインターネット事業の確立、アプリケーションサービスの開発に重要な役割を果たすことになるという。
林氏(写真右)はITジャーナリストであるかたわら、iPhone発表以降、講演活動や、メーカーに対する企業コンサルティングなども積極的に行ってきた。
モディファイ CEOの小川浩氏とは以前から親交が深く、共著書に「アップルとグーグル」(2008年 インプレスR&D刊)がある。
今回の発表に関して林氏は、「フィードビジネスの開拓者、小川氏は早くからウェブ2.0の次はモバイルインターネットだとも言っていた。今、iPhoneの登場が、それを世界的規模で現実に変えようとしている。小川氏とiPhone向け開発で手を組めるのはうれしいこと」とコメントしている。
小川氏(写真左)は、林氏の参画によりモディファイのモバイル事業に「道筋が見えてきた」と語る。
「iPhoneは最高のウェブ閲覧ツールだが、その力を最大限に発揮するにはウェブサービス側の助力が必要。モディファイはiPhoneおよびアンドロイドがもたらす新しいモバイルインターネットにおける、最上のクリエイティブエージェンシーとなることを目指す」(小川氏)
鳴海淳義 (編集部)