日本で最も有名なサラリーマン、「島耕作」が初芝五洋ホールディングスの社長に就任する。それに伴い、5月28日に東京都内で社長就任会見を開催することが分かった。社長就任は漫画の出来事だが、会見は漫画の話ではない。
島耕作とは、雑誌「モーニング」で連載されている人気漫画「課長 島耕作」シリーズの主人公。1970年に大手電機メーカー「初芝電産」に入社。1992年に総合宣伝部長、2002年に取締役、2005年に常務となり、中国市場での業績を伸ばした。同社がライバルの「五洋電機」を買収したことに伴って発足する持株会社「初芝五洋ホールディングス」の初代社長に就任する。
これは22日発売のモーニング誌上で明らかにされたもの。発表会の案内は、5月22日に編集部に届いた。都内某所で島耕作氏が実際に登場し、所信表明するという。
また、オフィシャルサイト「社長 島耕作」も22日に開設されており、会見の模様はこのオフィシャルサイトで29日以降、公開されるとのこと。
厳しい経済環境の中、島社長はどのように経営のかじをとるのか。会見の内容が注目される。
永井美智子(編集部)