人気の英語学習サイト「iKnow!」を提供しているセレゴ・ジャパンが、日本語学習サイトと中国語学習サイトの準備を進めている。日本語学習サイトは今夏にも、中国語学習サイトは今年中の公開を目指しているという。セレゴ・ジャパン共同設立者の2人、Eric Young氏とAndrew Smith Lewis氏がiKnow!ユーザーイベントで明かした。
これらの新サイトは英語学習用iKnow!に統合させる方向で検討されている。Eric Young氏は「言語ごとに別々のサイトにするのは簡単だが、我々はあえてくっつけたいという発想。一緒にしたほうがコミュニティのパワーが強くなる」としている。
インターフェースは現在のように多言語切り替えで対応する予定だが、統合の具体的な方法は検討中とのことだ。Andrew Smith Lewis氏は、「すでにiKnow!にいる日本人ユーザーと、これから日本語を学ぼうとする外国人ユーザーのコミュニケーションが新たな学習コンテンツを生み出すことになるだろう」と語る。
iKnow!では英語学習を目的とした13万人(4月2日現在)の日本人が活動している。そこに日本語を学びたい外国人が参加するとなれば、両者の間で良い相乗効果が得られそうだ。「世界の情報を知識に変える」というセレゴ・ジャパンのコーポレートミッションが着々と実現に近づいている。
インターフェースが中国語のiKnow!はすでにベータ版として公開されている。
鳴海淳義(編集部)