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グーグルに苦情を言ったら逆に脅された--あるサイト運営者の話

2007/02/26 21:53
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CNET Japanの編集スタッフと米国CNET News.comのスタッフが、手に入れつつもニュースに乗せ切れなかったITやインターネット、モバイル関連の情報や取材でのこぼれ話、うわさ話をお送りします。
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 新たに開設したウェブサイトがなかなか検索結果に反映されないので、Googleに苦情を言ったところ、そのサイトをブラックリストに載せてやるとの脅しを受けた--半導体業界専門の調査会社VLSI Researchの会長を務めるDan Hutcheson氏が、ニュースマガジン「The Chip Insider」の中で明らかにした話だ。

 今月のThe Chip Insiderに掲載された記事は、次のような内容だ。

 「以前、ウェブサイトを立ち上げたときやサイトが検索に引っかからなかったときは、Googleに電話すれば快く対応してくれた。それから、そのサイトが適正なものかどうか調査し、検索結果も見て、コードを適切に調整してくれたものだ。かつては、電話をかければその日のうちに対応してくれていたが、やがて対応は24時間以内ということになった。だから、当社のwww.wesrch.comが開設後2週間経っても検索結果に出てこなかった時点で、われわれがどれほど落胆したか考えてもみてほしい。開設から2日後、Googleに電話すると、調査対象となるサイトがあまりにも多いため検索エンジンの処理が追いつかなくて申し訳ありませんという返事だった。それから1週間してから電話し、その後も再三連絡をとったのだが、それ以上の回答は得られなかった。Googleの広告をサイトに掲載しようともしたが、うまくいかなかった。

 「明らかに、Googleはわれわれに対して堪忍袋の緒が切れたらしく、しまいにはサイトが二度と誰の目にも留まらないよう、ブラックリストに載せてやると脅された。今やGoogleにはそれだけの権力があるということだ。おかしな話だが、Yahooはわれわれのサイトをさっさと見つけ出してくれて、こちらの方がよっぽど信頼できる。だから私は、Googleを(ブラウザの起動時に表示する)ホームページにするのをやめた。もっと重要なのは、たいした見返りもくれずに売り上げだけは無理やり絞り出そうとする独占企業のあらゆる兆候を、Googleが示しているという点だ。こうした兆候は、企業の成長がピークを過ぎているのに、高い株価を維持するために無理をして成長を続けようとしているしるしだ。投資家は注意したほうがいい」

 あるGoogleの関係者に、Hutcheson氏の苦情に対するコメントをメールで求めたところ、匿名を条件に次のような声明が返ってきた。「当社が意図しているのは、インターネット上のコンテンツを公正かつ正確に表示することです。この目標の実現に役立つように、検索されやすいサイトを構築するための指針やヒントを用意しています。指針に従ったからといって、当社の検索ロボットが必ずそのサイトを発見できるという保証はありませんが、検索結果に表示される可能性は高くなります」--そしてこの声明の後には、ウェブマスターがGoogleにURLを送信するのに使用するページへのリンクが貼ってあった。

 Hutcheson氏はこの声明について、これは顧客向けの「常套句」であって苦情自体に向き合っていないと評し、Googleは「自分たちのサービスの質が低下しているという事実、少なくとも、さらにテクニカルサポートチームの誰かが、口うるさく付きまとうウェブマスターに対して、ブラックリストに載せるとの脅しをあからさまに行ったという事実から、またもや目をそらそうとしている」と述べた。「今回の件で私が本当に訴えたいのは、Googleの企業管理が緩みつつあり、現在の評価を考えると、長期的にはどういうことが起こりうるかを、投資家は心得ておくべきだということだ」(Hutcheson氏)

Posted by Elinor Mills(CNET News.com)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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