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米ヤフーがやっと大規模な組織再編へ

2006/12/06 13:11
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CNET Japanの編集スタッフと米国CNET News.comのスタッフが、手に入れつつもニュースに乗せ切れなかったITやインターネット、モバイル関連の情報や取材でのこぼれ話、うわさ話をお送りします。
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 米Yahooが苦境に立たされていたことは先週の記事でもお伝えしていたが、そのYahooがやっと大規模な組織再編を発表した。詳しいことは後ほど公開予定のNews.com記事の翻訳を参照いただくとして、今回の発表で目立った点を以下に記したい。

 まずは経営幹部の交代。CNET Network出身の最高業務責任者(COO)のDan Rosensweigと、メディア&エンターテインメント・グループ責任者のLloyd Braunが今回の再編で更迭された。元ABC幹部のBraunは、やはりハリウッド出身のTerry Semel(現CEO)が連れてきた人物だそうだが、Yahooによるメディア関連事業への重点シフトが結果的にうまくいかなかったことから、今回の更迭が決まった。そして、現CFOのSusan Decker(Semelの最有力後継者候補)が暫定的に広告ビジネス部門を率いることになったようだ。

 次は、組織再編。Yahooは今回の発表で3つの新しいグループを置くことを明らかにした。「Audience Group」は文字通りオーディエンス(ユーザー)に対応する部門で、検索、メディア、コミュニティ、コミュニケーションを担当することになる。
また、「Advertiser & Publisher Group」はマーケティング、セールス、配信パートナーの3つの機能をまとめたもので、グローバルな広告ネットワークの展開を目指す。さらに、「Technology Group」は製品エンジニアリングの統合、次世代広告プラットフォームの開発加速を任務とすることになるという。

 今回の発表が米国時間5日遅くに行われたせいか、年初に比べて約3割も下落したYahooの株価に大きな変化はみられないようだ。ただ、TechCrunchが的確に指摘している通り、Yahooはこの組織改編で3つの重要な顧客層--ユーザー、広告主、パブリッシャー(広告ネットワークに参加するサードパーティサイト)を核に部門を構成することになったというだけで、具体的な施策はまだ明らかにされていない。同社が新たに掲げる4つの目標--顧客本位の企業文化、先進的なソーシャルメディア環境の創造、次世代広告プラットフォームの牽引、そして組織的な効果と規模の追求--を実現するためにどんな手が打たれるかが今後の注目点となろう。

坂和敏(編集部)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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