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HD DVDとBlu-ray Discの規格争い、いつまで続く?

2006/11/08 13:54
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 Broadcom、NEC、STMicroelectronicsなどのチップメーカーは、家電メーカーがBlu-ray DiscとHD DVDの両規格に対応したプレーヤーやPCを製造できるようにすべく、コンポーネントの準備をすすめている。

 Blu-ray DiscとHD DVDの両規格に対応したユニバーサルプレーヤーは、2007年中に登場する可能性があると、EE Timesの記事は伝えている。この記事では、ユニバーサルプレーヤーの登場が2007年のいつ頃になるかについて明言を避けているが、記事に登場するある幹部は、このようなシステムが2008年には出回っているはずだと断言している。

 STMicroelectronicsのHome Entertainment Groupでゼネラルマネージャーを務めるChristos Lagomichos氏はEE Timesの取材に対し、「高品位(HD)光ディスクプレーヤーのうちかなり多くが2008年にはユニバーサルプレーヤーになる」と述べている。

 技術的には一体型プレーヤーを作るのはさほど困難なことではないというのが多くの見方である。統合が進まない理由は政治的な問題にある。それぞれのフォーマットの作り手たちは、自分たちのフォーマットを勝ち残らせて、巨額のロイヤリティーを獲得しようと目論んでいる。LGとパイオニアは、近い将来にデュアルフォーマットのプレーヤーを送り出すというアイデアを断念している。

 ところがこの規格戦争は、消費者の買い控えを招き、どちらの陣営にとっても不利にはたらいている。こうした状況を受け、どちらの規格の業界団体にも属さない企業各社はすでに、ユニバーサルプレーヤーの概念について再び検討するつもりであると述べている。日立は一体型プレーヤーの発想に立ち返ることに関心があると述べており、NECは2006年に入り、どちらの仕様とも互換性のあるチップを発表した。

 両陣営の思惑よりも顧客の不満こそが、製品の開発を促す原動力となるかもしれない。

 両規格に対応するディスクドライブが市場に出回るのも「時間の問題」とNECエレクトロニクスの新津茂夫氏はEE Timesの取材で述べている。「Hewlett-PackardのようなPCメーカーは両規格に対応するドライブを求めている。技術的には両規格に対応したDVDドライブ駆動用LSIはすでに用意が出来ている」(新津氏)
 
Posted by Michael Kanellos(CNET News.com)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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