このところ、Web 2.0系企業のメジャープレーヤーへの売却が目立っているが、ユーザー投稿型ニュースサイトの「Digg」がNews Corps.(MySpaceの親会社でもある)ら複数の企業との間で売却の交渉を進めているという(TechCrunch発)
Digg側の「売値」は1億5000万ドルが最低ラインだそうで、これに見合うトラフィックが実際にあるのかどうかが交渉の焦点になると、TechCrunchのMichael Arringtonは述べている。
ネットの、特にテクノロジー系のネタに強い情報源として、かつてのSlashdotにとって代わったDiggは、この分野(少なくとも英語圏)ではNetscape.comなどの競合を引き離し、かなり強い立場にあると思う。が、それでもYouTubeやMySpaceといったサービスとは潜在力のレベルが異なるのかも知れない。
坂和敏(編集部)