Googleの検索ページなどで利用されるロゴ「Google Doodle」が人の気分を害してしまうこともあるようだ。
Mercury Newsによると、米国時間4月19日にGoogleのページに掲載されたDoodle(この絵はスペインの有名画家ジョアン・ミロの作品をイメージしたものだった)のデザインについて、ミロの遺族などの代表を務めるArtists Rights SocietyがGoogleに対し削除を求めたという。
Googleは同紙に対し、要求には誠意をもって対処したいと述べたものの、著作権は侵害していないとの考えを示した。このDoodleは、ミロの誕生(1893年)を記念して、サイトに掲示されたものだった。同氏によると、Artists Rights Societyは、2002年に同じくスペイン人画家のサルバドール・ダリの作品をもじったDoodleが掲載されたときも、Googleにこれを削除するよう働きかけたという。