先週、Google Calendar(「G-Cal」?)が登場しました。使い勝手(ポップアップ入力の容易さや、G-mailやGoogle Mapとの連携など)の良さが受けて、はやくも大評判を読んでいるのはトラックバックの数からも明らか。梅田望夫氏が「ウェブ進化論」のなかで指摘されていた「あちら側」の「情報発電所」のようなもの--これはStephen E. Arnoldという人物が「Googleplex」と呼んでいたものに相当するのでしょうか(関連記事)--の最新例とも言えるこのプログラム、AppleからiCal用に出ている米国の祝日カレンダーが読み込めるため、仕事場ではWindowsを使う筆者にとってはかなりと重宝で、さっそくスケジュール管理のツールをこれに乗り換えようかと思案中です。
当該記事にトラックバックして下さった多くのブロガーの方も指摘されていますが、当面はこのG-Calとハードウェアとの連携(*日本国内での)に注目が集まると、個人的に予想しています。(紙の)手帳派の方は別でしょうが、ケータイやPDA、はたまたiPodなどで自分のスケジュールを持って歩いている方には、パソコンから使えるだけではどうしても用が足りないのは自明のこと。まずはユーザー数の多さから言って、ケータイメーカー各社の対応が気になるところですが・・・近頃では、ホンダがカーナビにGoogle Earthを組み込んだというニュースも話題になっていましたので、日本の大手企業も存外早いタイミングで対応してくるかもしれません。期待して待ちましょう。
坂和敏(編集部)