世界的に著名な人物になることで得られる暗黙の喜びの1つは、さまざまな民族衣装を身につけるチャンスに恵まれることだ。英国チャールズ皇太子は英連邦の各地域で何度頭飾りを付けたことか。
Googleのチーフインターネットエバンジェリストで、インターネットの父とも呼ばれるVint Cerf氏も同様だ。バレアレス諸島大学は、数年前、Cerf氏に名誉学位を授与した。学位授与のセレモニーの中で、大学がCerf氏に贈呈したのは、高位の人が公式な式典で着用するローブ(カラフルな帽子と式典用のお守りもセットになっている)だった。なお、バレアレス諸島はスペインを構成する地域の1つである。
Cerf氏はGoogle出社1日目、威厳のある服装が必要だと判断し、再びこの式典用のローブを身にまとった。おかげでGoogleの空気は大いに和んだという。
Posted by Michael Kanellos