2月21日にサービスが始まった「はてなSNS」だが、はてラボで提供するはてなSNSにも以外にもはてなのサービスを使った疑似SNSサービスが存在する。
これらとはてラボのサービスの関係についてはてなに問い合わせたところ、上記の3サービスはすべてはてなのユーザーがはてなの配信するRSSやWebサービスを利用して作ったものだという。はてラボのはてなSNSも、もともとはユーザーが作成したはてなSNSに「インスパイア」されて制作したものらしい(もちろん開発者には了承済みとのこと)。
はてなでは以前からRSSやWebサービスを公開しているため、ユーザーがはてなのデータや機能を使って独自にサービスを開発することも少なくない。こういった状況に対して「技術のあるユーザーがサービスを作ってくれることは嬉しいこと」と語る。はてなSNSを作ったエンジニアも、以前ははてなのユーザーだった。
はてなでは現在も数人のエンジニアがサービス提供に向けて着々と開発を続けている。ただし、はてラボは「あくまで業務外の課外活動」という位置づけ。休日などを使って開発をしているので、「次のサービスがいつ提供されるかは未定」とのこと。
岩本有平(編集部)