最近実施された2つの調査によれば、米国人の大部分が検索エンジンで何を調べたかといった詳細情報は秘密のままであるべきだと考えているという。
CNET News.comのオンライン調査では、「検索エンジン各社は米国政府に対し、人々が何を検索したかといった詳細情報を開示するべきか」という質問に、2327人の回答者のうち82%が「開示するべきではない」と答えた。14%が「場合による」と答え、3.7%が「開示するべき」と答えた。
週末を通して行なわれた別の調査でも、米国人の大部分がやはりGoogleには検索情報を政府へ開示してほしくないと考えているという。同社は、Microsoft、Yahoo、America Onlineを含めた検索エンジン4社のなかで政府の召喚状に応じない唯一の企業だ。この召喚状は、どれだけ頻繁にアダルトサイトが検索されるかという政府調査の一部として検索データを調べるために発行されたものだ。民間調査グループ「The Ponemon Institute」が1000人以上の成人を対象に実施した本調査の統計データによると、56%の回答者がGoogleは「政府と検索情報を共有するべきではない」と答えた。同グループは調査結果をThe San Francisco Chronicle紙で発表した。
Posted by Elinor Mills