Seattle Post-Intelligencer紙によれば、ワシントン州ベルビューを拠点とするある企業が、ビデオiPodの映像を巨大スクリーンに映し出しているように見せるヘッドセットを2006年に販売する予定だという。
同紙によると、eMaginのヘッドセット「EyeBud」は、映像をiPod上よりも高解像度化して拡大する光学技術を利用して、片方の目に映し出すことができるという。eMaginの最高経営責任者(CEO)は、まるで12フィート(約3.7m)先から105インチのディスプレイを見ているようだと述べた。価格は約599ドルを予定しているという。
しかし、EyeBudの外見は「Star Trek」に登場するボーグのようで、iPodが持つ外見の良さを奪うのではという意見もある。例えば、EngadgetのRyan Blockは「105インチのスクリーンを視野一杯に広げられる一方、装着している姿は奇怪な機械オタクのようだ」と述べ、「しかし、趣味の悪い以前のヘッドアップディスプレイ(HUD)に比べれば、かなり良くはなっている」と語った。
eMaginはラスベガスで開催中のConsumer Electronics Show(CES)で新製品を展示している数ある企業のうちの1社である。
Credit: Paul Joseph Brown/Seattle Post-Intelligencer
Posted by Michelle Meyers(CNET News.com)