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見出しタグを使おう! 〜通説と考え方

2006/06/02 09:39
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saeki

セプテーニのSEMソリューションセンターでシニアマネージャーを務める佐伯竜司氏が、SEO、SEMの基礎から実際に役立つノウハウまでを、理論ではなく実践できる内容としてわかりやすく解説します。(このブログの更新は2007年1月25日で終了しました)
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今回は、見出しの使い方について解説します。

通常見出しタグは、h1〜h6までの範囲で記述され、その名の通りに文章の見出しに該当する部分に使用されます。書籍の事をイメージすると解り易いでしょう。目次を見ると、『はじめに』『第一章』など、その本のテーマ以外で一番大きいくくり方での見出しが書かれています。書籍自体をサイトに例えれば、章だてのカテゴライズは一番意味合いの強い「見出し」としてh1タグで表現するのが自然です。次に章立てされた各コンテンツに対して、細かい目次が記載されているか、あるいはその章の中でも更にコンテンツをくくっている「中見出し」が存在する場合があります。ここが、二番目に強い意味合いのh2タグになります。もし、中見出しが存在しない場合は、細かい目次が二番目に強い意味合いとしてh2タグに該当します。こういった大きい概念から小さい概念に合わせてh1〜h6までを順番に用いて行く事が自然な見出しタグの使い方となります。

<SEO対策的な見出しの使い方とは?>
前のブログにも書かせて頂いた通り、タイトルや見出しには、自然と重要なキーワードが含まれます。検索エンジンは、そのコンテンツの見出しを示すhタグに重要なキーワードが含まれている事を認識し、検索順位を判断する材料としています。いつもの様に、自然な流れに沿ってhタグを使えばいいんです!と言いたい所ですが、hタグには重大な問題が付きまといます・・・ それはフォントのサイズです。例えばh1タグをそのままページに記載すると、文字が大きい為にちょっとした見出し文章程度でも改行されてしまう等、ページの見た目に大きく影響を及ぼすのです。いくらSEO的な効果があると言っても、見た目のチープ感も出ますし、何よりもあまり大きいフォントサイズで文字を記載する事自体が、ユーザーさんのメリットになるとは言い切れません。少ない文字量を把握する行為に対し、他のフォントサイズより明らかに大きくて長い場合、視線の移動量が大きくなる為に違和感を覚える事も考慮しなくてはいけないのです。では、いったいどうやって効果的にhタグを使えば良いのでしょうか?

<CSSをフル活用>
CSSとは、Cascading Style Sheetsの略です。皆さんも既に活用されていると思いますが、WEBページのレイアウトを定義する規格自体を指しています。CSSを活用する事により、フォントサイズや行間等の見栄えに関する情報を、HTMLと切り離して外部に置く事が出来ます。一般的にSEO対策時には、CSSを使ってHTMLの記述をシンプルにして検索エンジンがWEBサイトの情報を取得し易い様にしています。このCSSを使って、h1タグのフォントサイズという視覚的な要素を調整する事により、WEBサイト見てくれているユーザーさんに、整然とキレイで見やすいコンテンツを提供出来るのです。このブログはSEM対策を中心のテーマとしていますのでCSSの詳しい内容には触れませんが、使いこなせばとっても便利ですので、是非SEO対策と一緒に覚えてみて下さいね。ちなみに、検索エンジンが常にh1タグを一番良いと評価しているとは限らず、状況によって評価方法が変動している事をあえて追記しておきます。SEO対策とアルゴリズムのいたちごっこ、検索エンジンの世界は奥が深いですね。

<スパムでしょ、それは??>
という声がある程度SEOに詳しい人から聞こえてきそうですね・・・ 何故検索エンジンへの迷惑行為である「スパム」と呼ばれる説があるのかについては、恐らhタグの意味する本来のフォントサイズに対して、CSSを使ってユーザーさんに見た目を変えるのは、検索エンジンをだます行為にあたらないのか?という視点が根本ではないかと思っています。しかし!、本来WWWの標準化団体である『W3C』で標準化されている規格であり、そもそもの目的が、複雑な記述になってしまうHTMLから視覚的な文字装飾等の概念を切り離す為に作られたのがCSSなのです。検索エンジンは、本来WWWのあるべき姿という事で、WEB標準という概念を非常に重視しています。だからこそ、hタグをCSSでフォントサイズ調整するのはスパム行為には当たらない、という事になります。

とはいえ・・・

確かに通常のテキストよりも見出しタグのフォントサイズを小さくするのは、SEO的にスパム行為にならないとしても、本来の「見出し」という意味を考えると非常に強い違和感が有ります。一般的には、見出しに当たる文章が、通常のフォントサイズより小さくならない様に調整するのが矛盾も無く自然な形ですよね。
こういった形を取れば、本来CSSが存在する意味と、HTMLにおける「見出し」の意味の整合性が取れます。しつこい様ですが、最終的にはユーザーさんにストレス無く必要な情報を見てもらう事がWEBサイトの存在意義です。常にお客様の目線を忘れない事が、情報を発信する側の義務、ですよね!

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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