前回の記事ではPMP試験の受験会場の予約についてお話しました。今回はとうとうPMP試験を実際に受験した感想を語らせて頂きます。
PMP試験当日
前回の記事でも書来ましたが、関東近郊の方がPMP試験を受ける場合は以下の3つの中から受験会場を選ぶことになります。
- 茅場町
- 南麻布(テンプル大学)
- 横浜駅西口
私は茅場町会場の午後を選びました。
周りに聞いたところ頭が冴えている午前を選ぶ方が多いとのことですが、私は夜型人間なので午後の方が頭が冴えるので午後にしました。
ここからは臨場感のある試験の振り返りをきれいな文章で書きたいところなのですが、私は試験当日に以下のような受験記録を取っていました。読み返してみると文章自体は箇条書きで汚いのでですが、変にきれいな文章にするよりもよっぽど臨場感があるためこの受験記録をそのまま公開したいと思います。
受験記録
以下時系列順に記載しています。
- 6/2 13:30からの試験
- 場所は茅場町の茅場町タワーF15
- 持参物は以下
- パスポート
- 試験予約番号を印刷したもの
- 前の日は1:30頃就寝して10:00に起床
- でも眠たい・・
- 熱めのシャワーを浴びて体温を上げる
- 「ドラゴン桜」によると受験当日はこれで頭が冴えるとのこと
- 朝食はお米をたっぷり食べる
- 朝食後に暗記した主要プロセスのツールと技法をおさらい
- 試験会場に出発
- 電車でノートにまとめた間違えた問題のポイントをひたすらおさらい
- 茅場町に到着、近所のコンビニでチョコとお茶を購入
- 茅場町タワーに到着、15Fに向かう
- この時16:45頃でした
- 15Fは監視カメラによって常に録画されており不正監視に勤めている
- 受付の人にパスポートとWebから印刷した試験情報を見せる
- 受付は50代ぐらいの女性が2名
- 試験の手順や注意点を書いた印刷物を渡されるのでそれを読む
- 受付で提示した身分証明書(私の場合はパスポート)は常に携帯しておくことを義務付けられる
- その他の私物はロッカーに預けるなかればならないが最後のおさらいがしたかったのでギリギリまで預けず
- 名前がCallされるまで待合室で待機するように言われる
- 最後のおさらいをしようと思ったらすぐに名前をCallされ、復習をする暇も無く慌ててロッカーに荷物をしまい試験部屋に入る
- Callされたのは16:00頃でした
- 試験部屋と待合室の間に試験監視室がありそこでパスポートと持ち物のチェック、そして試験開始の署名が行われる
- 試験部屋に持ち込んでいいのはハンカチ、ティッシュ、目薬のみ
- 私の場合はタオルハンカチのみ持ち込みました
- 試験管の机の前には監視カメラの映像が移っており不正は厳しくチェックされている
- 試験管から鉛筆2本とメモ用紙(黄色のホチキスで閉じたA4の紙4枚)が渡される
- 試験管にとっては定常業務らしく、詳細な説明は一切無い
- 鉛筆とメモ用紙を持って試験部屋に入り、自分の席(試験管に誘導される)に着く
- 試験部屋の様子は以下
- ガラス張りで試験監視室から丸見え
- 天井には丸型のミラーがあり監視室から見えているもよう
- もちろん監視カメラあり、前述した試験管室のモニタにリアルタイムに映し出されているもよう
- いま時CRTのモニタと右利きの有線マウス、PCも一昔前のスペックらしく画面が切り替わるたびにHDDのガリガリ音が聞こえた
- 席に座ると勝手に試験開始、ただし最初の15分間は試験の説明とデモが画面に表示される
- この15分間でメモ用紙に自分の記憶を吐き出すと良い
- 私の場合は主要な計算式と主要プロセスのツールと技法を全て書き出した
- クーラーが異常に強く会場は非常に寒い
- メモ用紙にいろいろ書いているうちに15分が経過。強制的に試験開始
- 試験は4時間をフルに使用した
- 途中で1回だけトイレのために退席
- 退席する際は身分証明(パスポート)を携帯して退席
- 別室の試験管が持っている受験管理シートに署名と時刻の記入を求められるので書く
- トイレに行ってさっぱり
- 喉が渇いたので飲み物が欲しかったが、財布をロッカーに入れていたのでもうロッカーを開けるわけにもいかずトイレの手洗いの水道で水を飲む
- トイレからの帰り、エレベータホールの前で軽くストレッチ
- 窓から景色が見えたので少しボーっとする(2分ぐらい)
- 待合室を通って試験監視室に入る
- 試験部屋に入る前に再び試験管理シートに署名と時刻の記入を求められるので書く
- 試験室入り試験再開
- 1時間を残して200問を完了
- 自信がなくてマークをつけた問題が30問ほどあったのでその問題の見直しに取り掛かる
- 見直すと明らかな間違いが結構あることに気づく。それらの問題は適切に修正
- 正解が微妙な問題が5問ほど残る
- それらの問題は自身の知識では答えられない問題だと判断
- 微妙な問題は難しく考えずに直感で答えることに決めていたのでそのポリシーで回答
- この時点で残り30分
- 200問目から遡って問題を再度見直す
- この際に修正した問題はほぼ無いが、1問だけ明らかな間違いに気づいたので慌てて修正
- 残り1分で手を止め、200問目の画面に切り替えて時間切れを待つ
- 時間切れと同時にダイアログが表示され、そのOKをクリックすると「Please wait」の画面に切り替わる
- 採点結果が表示されると思いきや「アンケートに答えてくれないかい?」という画面が表示
- Yesをクリックするとアンケートが開始される
- アンケートはプロメトリック社の試験までの手順やStaffの対応はどうだったか、などという試験自体に関する質問が9つ
- ただし[END]をクリックすればいつでも終われるもよう
- アンケート回答時間は15分間
- アンケートが完了するとダイアログが表示され、そのOKをクリックすると再度「Please wait」と表示される
- 採点結果が表示される
- 「Overall Pass」と表示されており合格
- 採点結果は表示されないが、プロセス毎に以下の結果が表示される
- 標準以上の正解率
- 標準の正解率
- 標準以下の正解率
- 私の場合はほとんど標準の正解率だった
- もらっていたメモ用紙と鉛筆2本を持って退席
- 試験監室で試験管にそれらを渡す
- 試験終了時に試験管理シートに再度署名と時刻の記入を求められるので書く
- 「暫くお待ち下さい」と言われ、先ほど試験部屋のPCの画面に表示されていた採点結果をプリントアウトしたもの(A4 1枚)を渡される
- 試験管の日付署名のようなものがその紙の下部に記載されている
- この紙は「スコアカード」と呼ぶそうです
- 試験管は「合格」とも「不合格」とも言わない。ただ「お疲れ様でした」と言ってくれる
- 待合室のロッカーに預けた荷物を取り出す
- そのまま帰る
- 試験が終了した時刻は17:15頃でした
- 合格したので良い気持ちで茅場町の駅に向かう
- 試験のスコアカードは大事にしまいました
如何でしょうか? 受験の様子が臨場感を持って伝われば幸いです。
次回予告
次回はPMP試験に合格したその後についてお話したいと思います。ここまで読んで下さった方々に感謝します。