お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

PMPへの道のり(その2) - まずはPMBOKガイドを読んでみた -

2009/05/16 15:12
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

山田ひさのり

私がプロジェクトマネジメントを実践したり学習したりしていく中で、ためになった考え方やノウハウを紹介していこうと始めましたが、その後ケータイ/ソーシャルビジネスを中心の情報発信に変化しました。暫くの間更新が滞っていましたが、私の転職をきっかけにグロースハック/ハッカーの情報を発信するグログとして投稿を再開しました。
ブログ管理

最近のエントリー

前回はPMBOKと私の出会いについて書かせて頂きましたが、今回はPMBOKの学習の始め方やある程度PMBOKを学習した上で私が抱いた感想などについてお話したいと思います。

PMBOKを勉強するには

PMBOKを勉強しようと思ったらまずは『PMBOKガイド』を手に入れる必要があります。 一般的に「PMBOK」と言ったら、2009年5月現在では『プロジェクトマネジメント知識体系ガイド第3版』のことを言います。PMBOKは4年に1回改定され、現在の最新版は2004年度版です。PMBOKの学習はこの書籍を購入して読むことから始まります。私も早速amazonで同ガイドを注文をしました。

余談ですが現在2008年度版の和訳作業が行われているとのことです。

初めて読んだ感想は「非常に読みにくいな・・」でした。ソフトウェアの洋書の和訳本にありがちな、わかりにくい日本語訳と抽象的な言い回しが読みにくさの原因でしょうか、あの大きな本を通勤中で持ち歩くも5分読んだら眠くなってしまう始末です。それでも眠気に耐え最初から最後までさらりと完読することで徐々にPMBOKの主張を理解することができてきました。

PMBOKに具体性なし

PMBOKを読んで最初に私が感じたことは「具体的なことが何も書かれていない」ということでした。以前私がXPを学んだ時などは、「全員着席」、「週40時間労働」など具体的な行動に結び付くキーワードがいくつも出てきたため、それらを自分なりに適用するだけでその効果の程がわかったのですが、PMBOKには具体的に「こうしろ」とはほとんど書かれていません。書かれていることはおおむね、「プロジェクトを進めるあたってのポリシー」でした。具体的に言うと以下などです。

  • プロジェクトの定義
  • 組織とプロジェクト関係の明確化
  • プロジェクトを始めるにあたって用意すべき計画書は何か
  • 変更管理の必要性やその管理サイクルはどうあるべきか

それらは「こうしろ、こうすべきだ」、というよりむしろ「こう考えろ、ここに気をつけろ」と主張しているようであり、Web業界に身を置く私は、「PMBOKとはプロジェクトフレームワークではないか?!」と感じたことを覚えています。

少し遠回りしてみよう

PMBOKに書かれていることの雰囲気は掴めたのですが、いまひとつピンとこない感があった私は「このままこのガイドを読んでもだめだな・・」と直感的に感じ、違う勉強法を探すことにしました。まずamazonでPMBOKを検索してみると本家の『PMBOKガイド』意外に様々な書籍があるのに気づきました。しかもそれらの本のタイトルを見ると、「PMBOK入門〜」となっており、導入のための書籍であることが伺われます。私はまずはこれらの本を1冊読んでみようと思い立ちました。amazonだと中身が読めないので大きめの書店に足を運び、PMBOKについて書かれた一番簡単そうな書籍探してみました。そして見つけたのが『一番やさしいPMBOKの本』でした。この書籍は実際のPMPである深沢さんによって書かれた本でPMBOKの概念を非常にわかりやすく説明してくれている1冊です。

書籍がかなり薄いということも良いポイントの1つです。

その本を読んでいるとPMBOKには44のマネジメントプロセスがあることや、それらのマネジメントプロセスは視点によって2つの観点に分類されることなど、「PMBOKの哲学」がだんだんとわかってきました。

PMBOKの学習に奮起し始めるも、、

『一番やさしいPMBOKの本』を読んでいるとこれまで私のプロジェクト方法論に抜け落ちていた数々の視点に気づくことができました。PMBOKは非常に計画を重視しており、多くの観点で計画を立案する方法論や立てた計画と実際のプロジェクト進捗実績との差異を厳密に管理・コントロールする様々な考え方を紹介しています。どれも考えてみれば当たり前なのですが、これまでの私にことごとく不足している観点が整然と記載されていたのです。「これはすごい」と感じた私は、『一番やさしいPMBOKの本』を読み終えると再び『PMBOKガイド』の学習を始めました。が、、やっぱり読み始めると眠くなってしまうのです。。 「こりゃ1人で勉強してもダメだな、、」そう感じた私は一緒に勉強する仲間を見つけることにしました。幸いにも当時私は現職の会社で勉強会の開催責任者であり、比較的自由に勉強会のテーマを設定することができました。そこで私は自身の上長にPMBOKの学習の必要性を訴え、PMBOKの勉強会を開催することにしました。

次回予告

PMBOKの勉強会を行った感想と、私の更なる勉強方法についてお話したいと思います。ここまで読んで下さった方々に感謝致します。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー